英語と日本語のパンクチュエーション | 賢脳トピックス

パンクチュエーション(Punctuation)とは、「句読点」のことを言います。「句読法」と訳されることもあります。

同じみの日本語で言えば、文章中の「、」や「。」がそれに該当します。

日本との場合は、「、」や「。」の打ち方にそれほど厳密なルールはなく、英語よりもかなりゆるくなっています。

まあ、文章の終わりには「。」を入れるぐらいで、あとは適当に読みやすいように「、」を入れておくというような感じなのではないでしょうか。

ところが、英語のパンクチュエーション(punctuation)は結構厳格なルールがあります。

パンクチュエーションの種類

英語でパンクチュエーションのマークといえば、いくつかあります。
,(コンマ)
.(ピリオド)
;(セミコロン)
:(コロン)
’(アポストロフィ)
-(半角ダッシュ)
- (全角ダッシュ)
‐(ハイフン)
…(省略記号)
””(クオテーションマーク)

似ていても意味は異なるハイフンとダッシュ

ハイフンとダッシュは非常に似ていますが、英文ではそれぞれ意味を持っています。
‐(ハイフン)は、一般的に言葉を分けたり、足したりする場合、接頭語や接尾語を加えたりするときに使われます。
great-grandmother(ひいおばあさん)といったような場合に、‐(ハイフン)が使われます。

-(半角ダッシュ)は、いろいろな幅を表すときに使われます。したがって、to や through といった単語に置き換えることができます。

The 2018-2020 season (2018年から2020年のシーズン)といったような使い方をされるのが、-(半角ダッシュ)です。

- (全角ダッシュ)は、重要な単語を明確にするときや、コンマやカッコと置き換えたりするときに血用されます。

The girl-the one with long, blond hair- looked beautiful on the stage
(その女の子-長いブロンド髪の子-は、ステージの上で綺麗に見えました。)

このような場合に、- (全角ダッシュ)が使われます。

コロン(:)とセミコロン(;)

コロン(:)とセミコロン(;)はどう違うのかというと、おおまかに言うと、コロン(:)はイコール、セミコロン(;)は並列と考えると理解しやすいかと思います。

訳すときは、コロン(:)は、「つまり」「例えば」「なぜなら」というように訳すとすんなり行くことが多いはずです。

一方セミコロン(;)は、and や but に置き換えて、「~で」「~だが」などでつなぐと訳しやすくなります。

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