視覚以外の感覚も利用して覚える | 賢脳トピックス

私たちがものを覚えるとき、一番活躍するのが視覚です。
実際に人間の脳は、外部からの情報の約8割を目から、つまり視覚から受け取っています。
だからこそ、私たちが受験勉強や資格試験の勉強をするときに、その中心的な働きをするのも視覚ということになります。

しかし、視覚以外の他の感覚も利用することで記憶力をアップさせることができます。
人間は、多くの感覚を利用したほうがより覚えやすくなるようにできているのです。

みんなもやっている視覚以外の記憶法

ものを覚えるとき、覚えるべき参考書なり資料に目を通して覚えていきます。
もちろん見るだけという人もいるでしょうが、覚えるときに小さくつぶやいて覚えたりしている人もいますし、そうするほうがより覚えやすいとも言えます。

小さくつぶやくことにより、口を動かして、さらにその音を耳で聞くということをやっているのです。

映像よりも残りやすい音声

ある時、ちょっとしたメロディーやセリフが頭に浮かんでくることがあります。
実は、音声のほうが映像よりも記憶に残りやすいのです。
英単語などは、つづられた単語とにらめっこするよりも、テープなどで音声を聴いたほうがはるかに速く覚えられたりします。

「今からある電話番号を見せます。5秒間あげますので、その電話番号をメモを取らずに覚えてください」
と言われたとします。

例えば、覚える必要はないでしょうが、国会の議事堂の電話番号 03-5521-7445 を覚えるとします。

そのとき、どうやって覚えるでしょうか。
多くの人は、数字だけを目に焼きつけようとただ見るだけという人はいないでしょう。

声に出して、数字を繰り返して読み上げたりします。つまり音声で覚えようとします。
声を出さないまでも、03-5521-7445 を東京03は当たり前だから、残りの5521-7445を、「ここにいなししご」などと短くして何回か頭の中で繰り返したりするでしょう。

もちろん、55(午後)21(爺)が74(梨)を45(横)に置いたといったように記憶術を使って覚える人もいるでしょうが。。。

要するに、音声で覚えると記憶に残り覚えやすいということで、しかも音声を使って覚えたものは忘れにくいという特徴もあります。

覚えられる空書とは

「空書」とは、指を使って空中に字を書くことです。
もちろん紙の上にペンを使って文字を書いているわけではないので、書いた字は見えません。
しかし、これがものを記憶するという点では良いのです。
書いた字が見えないために、すべてを書き切るまで、その文字をイメージし続けなければなりません。
そこで脳が刺激され、覚えやすくなるのです。
もちろん、手が覚えているということで、記憶に残りやすいという面もあります。
漢字や英単語のスペルなどもこうして覚える人がいると思います。