記憶術で覚えるときの一番のコツは、イメージにあり | 賢脳トピックス

記憶術というと、受験勉強や資格試験の勉強をしたことがある人であれば、一度は興味をもったという方も多いのではないでしょうか。

また実際に、いろいろなことを覚えるときに、記憶術を使って覚えてきたという人もいるでしょう。

記憶術と記憶力は違う

よく混同されやすいのが、記憶術記憶力です。
記憶術は、ひと言で言ってしまえば、覚えにくいことを覚えやすい形にして覚えるというものです。
記憶力自体を上げるというのではなく、覚えるためのテクニックになります。
例えば、有名なところだと、√2(1.41421356)を覚えるのに、一夜一夜に人見頃(ひとよひとよにひとみごろ)と覚えた人も多いのではないでしょうか。

これを、√2=1.41421356、√2=1.41421356、√2=1.41421356と何回も繰り返しても、なかなか覚えられないでしょう。
覚えやすいのは、リズム感があるという点があげられますが、それとは別にイメージがしやすいというところにあります。、

1.41421356をイメージしろと言われても、無味乾燥な数字の羅列ですので、イメージするといっても1.41421356をそのまままるごと写真で撮ったかのようにイメージする以外にはあまり方法はないでしょう。

記憶術を使っても、その効果は人によって違う

記憶術は、テクニックです。
テクニックということは、技術になるのでそこに上手い下手というものがでてきます。

もちろんこのテクニックは、練習しているうちに上手くなっていくものです。

記憶術は、単なる語呂合わせとリズムで覚えていってしまうものもありますが、多くの記憶術は、難しい言葉も、自分の知っている言葉に置き換えて、イメージするというのが基本になっています。

記憶術の肝であるイメージのコツが大事

昔のことを思い出すのに、思い出しやすいもの、詳細まで覚えているものというのは、インパクトが強かった時のことだと思います。
そして、そのときのことは鮮明に詳細まで覚えていたりします。

記憶術は、このイメージ、つまりインパクトが強いイメージを人工的に作り出すのです。
インパクトが強いというのは、突拍子もないことをイメージしたほうが、現実社会とも混乱せずに記憶に残りやすいですし、イメージもより具体的にイメージしたほうが思い出しやすいのです。

帽子なら帽子、犬なら犬、ネクタイならネクタイ、人によって思い出すもの、イメージするものは違うでしょうが、それらのものをイメージするときには、実際のそのものの姿かたちをはっきりと鮮明にイメージすることが大切です。
そして、そのイメージはせいぜい3秒から5秒でイメージすることが肝心です。

記憶術上達のためには、普段から、帽子と言われたら帽子、犬と言われたら犬をイメージする訓練をしておくことです。
例えば、犬であれば、自分が飼っている犬でもいいですし、隣の犬でもいいですし、図鑑に載っていた犬でもいいですが、犬といったらいつもその犬の姿を固定してイメージできるようにしておくことが大切です。

記憶術で覚えたものを反復練習するとき、犬をイメージする場合に、毎回イメージする犬が違った犬であれば、イメージが弱くなりなかなか記憶できなくなってしまいます。