100%で考える現在・過去・未来 | 賢脳トピックス

英語の学習において、時制の表現は非常に重要で、英語では現在・過去・未来時制の表現方法は非常に文法的にも英文読解においても重要なものになっています。

現在・過去は100%

これからの未来のことは、どうなるかわかりませんが、これに対して過去のこと、今現在のことは、100%と言えます。

学校の英語では、現在形なら動詞の原形、三人称単数現在ではsをつける。
過去形なら動詞に-edをつけて過去形の形にすると習うと思います。

例えば、
I love my dog. (私は自分の犬を愛している)
He loves his dog. (彼は彼の犬を愛している)
I loved Doraemon when I was a child. (私は子供のころドラえもんが好きだった)

実は、これらの現在形、過去形は、それぞれ do という助動詞+原形との合体系になっています。
I do love dog.
He does love dog.
I did love Doraemon when I was a child.

なぜここで、do という助動詞+原形の話しをしたかというと、do、does、did のいわゆる do 動詞には、100%間違いなくという意味が含まれているからです。

私は100%、自分の犬を愛していますし、彼は彼の犬を100%愛しています。
子供のことドラえもんが好きだったのも、100%間違いのない事実です。

つまり、do は、一般的な真理や、社会的通年などを言い泡ラスト機にも使われますが、過去・現在・未来において、100%間違いないものという場合に使われる形なのです。

未来はすべて推測

英語の考え方は、『未来のことはすべて現在からの推測にすぎない』ということになります。
推測は、その確信度によって違ってきます。

「彼は明日戻ってくる」を確信度が高いニュアンス順に並べると次のようになります。
He is coming back tomorrow.
He is going to come back tomorrow.
He will come back tomorrow.
He may come back tomorrow.

be -ing(進行形)での表現が一番確度が高く、be going to、will、may となるにつれ確度が低くなっていきます。

be going to にも進行形が含まれていますが、未来のことを表現する場合は、進行形が含まれているほうが、確度がはるかに高くなるのです。

従って、will よりも be going to という表現だった場合のほうが、はるかに確信度が高いと言えます。

列車の発車時刻の表現

The train leaves at 8:00 p.m. (その列車は、8時に発車します。)
ええっ? この列車ってこれから発車するんだよね。

つまり未来のことで不確定だよね。
だけど現在形 leaves で表現しちゃってるよね。

未来形なんだから、
The train will leave at 8:00 p.m.
とするべきなんじゃない? と思うかもしれません。

しかし、毎日行われていることや、行事のスケジュールで決まっていることは、未来のことでも現在形での表現になります。

逆に「The train will leave at 8:00 p.m. 」としてしまうと、その列車はたぶん・・・となり不安になってしまいます。

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