なぜ押しが強い男性が引くと女性は連絡してしまうのか | 薬剤師トピックス

世の中には押しが強い男性がいます。女性がちょっと引いているのに、好きだとなればとことん押してくる。
あなたには脈はないはというよう態度をとっても、かまわずに押してきたりします。

あまり相手にしなければしないほど、自分がどれだけ思っているのかをとにかく誠意と真心を込めて猛烈にアピールしてプッシュしまくってきます。

たいていの場合は、女性のほうは『しつこい奴』ということでなおさら引いてしまいます。

やりすぎればストーカーにもなりかねません。

恋愛や商売など、相手の気持ちを動かすというのは非常に難しいことですが、一方で難易度が高ければ高いほど、成功したときの達成感も大きいかもしれません。

恋愛においていえば、何の努力もしなくていいイケメン君ならともかく、その気がない相手をその気にさせられるかはその人のテクニック次第ということになるのでしょう。

誠意だけではうまくいかない

恋愛においても、商売においても、『誠意』というものは大切ですが、『誠意』だけアピールしてもうまくいかないことのほうが多いでしょう。
『誠意』をアピールすることは恋愛においても商売においても基本中の基本ですし、大切なことですが、それだけではなかなかうまくいかないのも現実です。

押してもダメなら引いてみな

大相撲の決まり手に、はたき込みといような決まり手がありますが、あれも押して押してさらに押して、そしていきなり引くからみごとに決まるものです。

昔から「押してもダメなら引いてみな」という言葉がありますが、この押して押して急にサッと引くという手法は、恋愛や商売で利用すると意外とうまくいったりします。

もともと、人間関係というのは初対面だと相手がどこの馬の骨ともわかりませんので、信頼度が低いところからスタートするのが普通です。
この段階では、警戒モードになっています。

しかし、何度も何度も対面していくうちに、警戒モードのハードルが下がってくるものです。

スリーパー効果とは

すり寄ってくる男性に女性は警戒し、最初は心を閉ざします。
しかし、「好きだ、好きだ」と言われているうちに、そんなに悪い人でもなさそうだしと警戒心が解けて親近感を抱くようになります。
そこで、タイミングよく突然、連絡などを絶ったりします。

女性は、もう男性から「好きだ、好きだ」と言われることが当たり前になっていますし、当然男性から連絡がくるのが当然だと思っています。
そこへ連絡がこなくなるものですから、とたんに今度はその男性のことが気になってしかたなくなってしまうのです。

そしてしまいには、女性のほうから男性にアプローチしてくるといったことも起きてきます。

この『押して押して引く』というのは、心理学的に『スリーパー効果』と呼ばれています。

スリーパー効果(sleeper effect)は、本来は、信頼性が低い情報源から得られた情報であっても、時間の経過とともに信頼性の低さがもたらすマイナスの効果が消え、態度の変化などが時間の経過とともに大きくなっていく現象です。

つまり、単に「好きだ、好きだ」と信頼もおけない軽い言葉でも、時間がたつにつれ、軽い言葉というマイナスの効果が次第に消えていき、相手の態度も変わってくるというものです。

もちろん、誠意をもってある程度は好かれていないとその効果もあまり期待できないものですが。

恋愛だけじゃなく商売にも使えるスリーパー効果とは

もちろん、このスリーパー効果は恋愛だけでなく、ビジネスにも応用できます。
しつこいくらいに通ってきた担当者がパタリと顔を見せなくなると、「そういえば、アイツどうしたんだろう?」と気になったりするものです。

ころあいを見計らって顔を出したりすると、今まで門前払いをくらっていたところ、話ぐらいは聞いてもらえるようになったりすることもあるのです。