ウソを見抜くポイント | 薬剤師トピックス

最近、吉本興業に所属している芸人が反社会勢力が主催するパーティーで闇営業をしていたというニュースがありましたが、当初はギャラはもらっていないとウソをついていました。

後に詳細に調べらえてウソだと発覚したのですが、すぐにはウソだとはわかりませんでした。

それならば、ウソ発見器を使えばいいじゃないかと考える人もいますが、ウソ発見器でも万全ではありません。

ウソ発見器は万能ではない

ウソ発見器は、いろいろな質問をして、そのときの血圧や心拍数といった人間の生理的変化を読み取っていくものです。
最近では、ポリグラフ検査ということで、刑事ドラマなどでもウソ発見器が登場する場面などもあります。

しかし、もし変化があったとしても必ずしもその人がウソを言っているとは限らないのです。
さらには、思い込みが強かったりすると、ウソをついても何も変化しないというケースもあるようです。

また、肛門、つまり肛門括約筋をぎゅっと締めることでも、心拍数が上昇して手に汗をかいてきます。
少し練習をすれば、このように自分の意志で反応を起こせるようになると言われています。

ウソは100%見抜けないが手掛かりはある

さすがにウソを100%看破するというようなことは不可能ですが、ウソをついているのではないかというシグナルというものはあります。

いつもに比べて会話のテンポが落ちたり、質問していることに対して「どうしてそんなこと聞くの?」と聞き返したり、必要最小限のことしか答えなかった場合は疑わしいでしょう。

ウソをつくには、後々矛盾が生じないように、ある程度考える時間が必要です。

本当のことを言うのであれば、本当のことを言うだけなので、考えなくてもすぐに言葉が出てきます。
しかしウソをつくには、どうやったウソをつこうと考えるので、会話の流れが不自然に遅くなったりします。

必要最小限のことしか答えないのも、しゃべりすぎてボロを出さないようにしたいという思いにつながります。

かといって、聞かれてもいないことまで細かに流暢に話すのも要注意です。
疑われたくないという思いから、何か言葉を発していないと気がすまなくなるという人間心理も働くからです。

しぐさにも大きなヒント

人間はウソをつくとそのしぐさにも表れてきたりします。

麻雀でタンパイしてヤミテンで回していても、口元が笑っていたり、アイツはテンパイするとやたらに鼻をさわるようになるといったクセなどからもバレることがあります。

ウソをつくと多くの人は、表情が固まったり、口を閉じたしして考えることに集中している感じになります。
顔をさわるようになる傾向があり、これはウソがバレるのを恐れる心理から出てきます。
姿勢を頻繁に変えてくる場合も、そのうしろめたさからか居心地が悪いという思いから出ています。

もちろん、状況にもよりますし、相手の性格にもよるので一概には言えませんが、もし普段と違ったような感じであれば、ウソをついているのかもしれません。

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