ショートケーキのショートとはどういう意味 | 薬剤師トピックス

世の中には知っていていも知らなくてもどうでもいい知識、知っていたとしても役に立ちそうなシチュエーションを考えたとき、テレビでやってるクイズ番組ぐらいしか思い浮かばないいわゆる無駄な知識というものがあります。

しかし、会話の中でちょうどそれに関連したことが出てきて、そのタイミングでさりげなくそのネタを披露すると、それだけで物知りだという印象を与えることができたり、一目を置かれたりするということもあります。

そんな知識をちょっと集めてみました。

ショートケーキのショートってどういう意味?

ケーキの定番といえばショートケーキです。
クリスマスにショートケーキを買ってきて食べるということをしたことがある人もいると思います。
ちなみに、クリスマスにショートケーキを買ってきて食べるというのは日本の独自の習慣だそうです。

ショートケーキと言えば、ご存知のとおりスポンジに生クリームと苺を入れ、周りを生クリームでコーティングした後に、最後の仕上げで上に苺を載せていきます。

米国では、似たようなものにビスケットの間に生クリームと苺を挟んだものがあり、これがショートケーキと呼ばれています。
ビスケットを食べるとサクサクとした感じがしますが、実はショートケーキのショート(short)には、「サクサクとした」という意味があります。
米国のショートケーキのショートは、ビスケットのサクサクした感じからきているのです。

ところが日本ではこの米国のショートケーキを日本人の口に合うように改良して、ビスケットではなくスポンジが使われています。
つまり、日本のショートケーキは、ビスケットが使われていないため食べてもサクサクとはしませんので、「ショート」という名称がふさわしいかどうかという問題もあります。

ただ、ショートケーキは短時間で作れるという意味からショートと呼ばれているという説もあります。

みたらし団子とトイレは関係あるの?

みたらし団子と言えば、甘い醤油ダレがかかった串にささった丸い団子ですが、この みたらし団子、漢字で書くと『御手洗団子』となります。
「御手洗」と言えば、別の読み方をすると「おてあらい」となります。つまりトイレということになりますが、みたらし団子とトイレは何か関係があるのでしょうか。

みたらし団子は、京都市の下鴨神社の境内に参拝に訪れた人に対して初めて販売されました。
串に団子が4~5個刺さった形が、下鴨神社の境内にある御手洗池で水を汲んだ際、ポコッと浮き出てくる水泡が並ぶ様子に似ていたことから御手洗団子になったとのことです。

御手洗というと、一般的にはトイレを連想しますが、神社で御手洗というと、参拝者が神仏を拝む前に水で手や口を洗い清める所を言います。

一方、トイレ・便所という言葉が汚らしくて使いたくない場合、用を足した後は手を洗うことから一般的にトイレが「御手洗」と呼ばれるようになりました。

みたらし団子の名前の由来とトイレは全く関係なかったのです。

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