英語の勉強をするときに、映画を原文のままで鑑賞するという勉強法があります。
野球が好きで、メジャーリーグの中継も、そのままで聞いてみようとしたら、全然聞き取れずにショックを受けてしまったという人もいるかもしれません。
メジャーリーグの中継が聞き取れたら
もし、ネイティブの人達がやっているメジャーリーグの中継が聞き取れるようになったら、自分の英語力にも自信がついてきますし、またそのまま聞き取れたら面白いことでしょう。
慣れていないと、せいぜい日本人の選手がコールされるときの名前ぐらいというのであれば、全然楽しめません。
ましてや、野球中継ともなると、アナウンサーが興奮してまくしたてたりするので、なおさら聞き取れないと思ってしまっても仕方ないことです。
人間は、興奮すればまくしたてるようになり、早口になるので、ただでさえ聞き取れない英語は、ますます聞き取れなくなってしまうのではと思ってしまいます。
メジャーリーグの中継を楽しむには
例えば、日本語で書かれている本であっても、自分の専門分野以外の専門書をいきなり読んでも、見たこともない専門用語がたくさんでてきて、なかなか意味を理解することができなかったりするものです。
しかし、自分の専門分野であったりすると、英語のリスニングが苦手だという人でも、意外と結構聞き取れたり、正確に意味がとれないにしても、なんかおなじみの単語が聞き取れ、そこからだいたい何について話しているかぐらいは検討がついたりします。
これは、特定の専門分野で話す内容がわかっている場合は、そこに出てくる英単語もだいたい限られてきて、その英単語、専門用語を知っていて、その話題についての周辺知識があれば、発音が聞きとれた専門用語などから、だいたい話の内容を推測でき、他の部分も聞き取りやすくなるといったことがあるのです。
逆に、どんなに英語が得意な人でも、メジャーリーグの中継を聞いて、自分が全然しらない選手の名前(固有名詞)が出てきても、わからなかったりするものです。
例えば、メジャーリーグの中継を英語で楽しむのであれば、まずは選手の名前という固有名詞は、必ず出てくるものなので、試合に出場するであろう選手の名前を、正しい発音とともに、覚えると良いでしょう。
それだけで、今、この選手のことについて何か話しているのかなって検討がつくようになってきます。
特に、人名や都市名などの固有名詞は、頭に入っているのといないのでは、大きく違ってきてしまいます。
正しい発音で、カタカナ英語には要注意
専門用語でも、せっかく知っていても、その発音を知らなかったり、間違って覚えていたら、聞き取ることはできなくなってしまいます。
専門用語も、見てわかるというのではなく、実際に正しい発音を聞いて聞き取れるようにしておかなければなりません。
もし、メジャー中継を楽しみたいのであれば、よく出てくる単語の発音と意味はしっかり覚えておく必要があります。
例えば、三振ならば strike out、内角低めであれば、down and in といったような表現を聞き取れるようにしておくのです。
野球中継に関しては、落し穴があって、それは日本で使われている野球用語と、実際の英語表現が違う場合が結構あるのです。
たとえば、日本語で「ナイスプレー」というのは英語では、 great play となります。
何試合も聞いて、少しずつ表現方法などを覚えていくうち、それが50試合、100試合と重なっていけば、自然とメジャーの中継を生でそのまま楽しめるようになるんだと思います。