初対面の相手、特にビジネスのシーンなどであれば、初対面の相手に好印象を持たれ、相手との距離をうまく縮めることができれば、今後の仕事にも有利に働く可能性があります。
営業成績が良い人なども、初対面の相手に対して、その距離を縮めていくのが上手い人が多いような気がします。
初対面の人との距離を縮める誰にでもできる秘策とは
人間、初対面というと相手の素性も性格もわからないので、手探り状態で、慎重にお互い探りあったりするものです。
しかも、限られた短い時間、どうしたら相手に好印象を持ってもらい、その距離を縮めることができるのでしょうか。
実は、そのコツというのが相手の名前です。
もし、あなたの所に取引先の人がきて、会うのは2度目で名刺交換もしてるはずにもかかわらず、他の人の名前は憶えているのに、あなたの名前を憶えていなっかった人がいたらどうでしょうか。
実は、かなり多くの人が、次からは避けるようにすると回答しています。
もちろん初対面なので、名前は知らないというケースも多いと思いますが、あらかじめ相手の名前を知ることができる状況であるなら、相手の名前は必ず言えるように頭に叩き込んでいくべきです。
初対面の人から、「〇〇さん・・・ですね。」といわれれた、それだけで親近感がわいてくるものです。
もちろん、そういうシチュエーションでない場合は、なんでコイツ、一度も会ったことないのに俺の名前を知ってるんだと警戒されて逆効果になるケースもあるので、注意が必要です。
あらかじめ、前任者から名前を聞いているとか、上司から話を聞いているということで、不自然ではない状況であれば、名前をつかって言ってみても良いでしょう。
〇〇さんと名前を呼ぶ威力
これは、初対面の人でなくても効果抜群です。
毎日会っている人でも、単に「おはよう」というより、「〇〇さん、おはよう」と言えるようなシチュエーションでしたら、言ってみても良いでしょう。
それだけで、その人とのコミュニケーションが円滑になります。
最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、相手の顔がパッと明るくなる瞬間を目にするうちに、それが喜びになっていったりするものです。
人間は不思議なもので、会話の中に自分の名前を入れられると、親しみを覚えるものなのです。
名前を覚えるのが苦手の人
そうはいっても、名前を覚えるのが苦手な人もいます。
他のことはすぐに憶えられるのに、名前になるとなかなかという人で、そういう人はよく、他人に対して興味がないんじゃないかといわれたりするものです。
確かにそういう人もいるかもしれませんが、本当に名前を覚えるのが苦手な人もいるようです。
こういう人は、少なくともまずは、この人だけはと思う人の名前を、何度も何度も書いたり、自分が知っている人とリンクさせたりして憶えるようにすると良いでしょう。
相手の名前を覚えることが、相手を大切にする第一歩だと考え、自分は苦手だからとあきらめる前に、まずは一人、できたら次の人というようにチャレンジしていくと良いでしょう。