勉強や仕事に追われていると、頭が疲れてきたり、固くなってきてしまったりしがちですが、推理問題や発想問題を解いて、頭を訓練してみるのもよいかもしれません。
普段と違った頭の使い方をすることにより、脳も活性化します。
問題を解いていくうちに、頭の中にいろいろな引き出しができてきて、問題を解くときにどの引き出しが有効なのかといったことも、瞬時にわかってきたりするものです。
今回は、簡単な論理問題や推理問題を紹介してみようと思います。
不思議な遊び
『問題』
小学生があるゲームをして遊んでいました。
その遊びは、0は2に勝つけれど、5には負ける。
2は5に勝つけれど、0に負ける。
5は0に勝つけれど、2に負ける
この不思議な遊びは、どんな遊びなのかというのが問題です。
『解答』
普通に数の大きさからいけば、「0は2に勝つ」は、普通では考えられないこと。
問題をよくみると、0と2と5の三つ巴となっていますが、三つ巴とくれば、じゃんけんではないかと検討がつきます。
じゃんけんと検討がつければ、0・2・5は、グー・チョキ・パーの指の数ではと推測できます。
実際に、0は2に勝つけれど5には負けるというのは、グーはチョキに勝つけれどパーには負けるとなっているので、これで正しいとわかります。
不思議な遊び
『問題』
次の?に該当する数字は何?
えいご=0
ふらんすご=1
にほんご=1
かんこくご=2
どいつご=1
ろしあご=?
『解答』
普通に数の大きさからいけば、「0は2に勝つ」は、普通では考えられないこと。
全体的に数が少ないので、濁点とか半濁点の数とか、文字の中に〇がある数とかが想像できます。
しかし、えいご=0なので、濁音の点々の数じゃなさそうです。
文字になんらかの特徴がある数であると推測できます。
にほんご=1、かんこくご=2
「にほんご」に1つ、「かんこくご」に2つあるものと考えると、一筆書きできる文字の数になります。
「ろしあご」の中で、一筆書きできるもは、「ろ」と「し」なので、2つとなります。
買うほどに
『問題』
スーパーである物を買ったのですが、
1個買うと880円
2個買うと760円
3個買うと640円
4個買うと520円
これって何?
『解答』
意外と固定概念にしばられてしまうと、難しいかもしれません。
個数が増えるたびに減るものって、おつりかもしれないと思えたら優秀です。
とりあえず、差額を計算してみると、1個買うごとに120円
これで、おつりだと確信できると思います。
常識にとらわれていると、なんで個数が増えるごとに安くなっていくの?
となってしまい、おつりだという発想が出にくくなってしまったりもします。