脳をリセット&強化する晩秋の記憶力アップのための習慣チェンジ術

脳をリセット&強化する晩秋の記憶力アップのための習慣チェンジ術

秋も深まってくると、少し肌寒さが増してきますが、日が短くなってくるこの時期は、気持ちもリズムも少し変化を感じやすい時期でもあります。

そんな時だからこそ、日々の「習慣チェンジ」を通して、脳をリセット&強化するチャンスととらえることもできます。

速く覚えるための「スタート習慣」始動!

学習・勉強法という視点で、「速く覚える」「長く忘れない」「大量に覚える」ということを軸に、晩秋から始められる実践的な習慣をご紹介しますので、これを機に、記憶力・集中力・学びの効率をぐっと底上げしましょう。


日頃の習慣という観点から、『速く覚える』という観点で大切なのは、「新しい情報をすぐにキャッチし、脳に読み込ませる」ための環境とプロセスを整えることになります。


晩秋という時期は、夏・秋の移行もあり、集中モードをつくるのに絶妙のタイミングといえる時期です。


朝起きてから30分以内に軽い予習モード

まず第一に、朝起きてから30分以内に軽い“予習モード”を設けることがオススメです。


具体的には、朝起きて30分以内に軽く勉強・仕事で覚えたい情報や資料に軽く目を通すのです。
これをすることで、脳が「今から覚えるぞ」という信号を受け、朝のクリアな状態で入力しやすくなるのです。


覚えるための明確な目的設定

そして、このときは覚えるための明確な目的設定をすることがポイントです。


例えば、「この資料を10分で読み、3つキーワードを抽出する」といった具体的な目標を立てることで、脳が集中モードに入りやすくなるのです。


実際に記憶の研究でも、「視覚・音声・身体動作」など複数のチャンネルを活用して入力すると、覚えやすくなるとされています。


インプットを「意味付け」して覚える

加えて、インプットする内容を意味付けして覚えるという点も重要なポイントです。


新しい情報をただ眺めるのではなく、「この情報は自分のどんな目的・文脈で使えるか」「この情報は過去の知識とどうつながるか」を考えることで、脳が重要と判断し、迅速に情報を整理し始めるのです。


こうした習慣を意識することで、「速く覚える力」をぐっと引き上げることができます。

長く忘れないための「定着習慣」

ものごとを記憶することは、より速く覚えることも重要ですが、長く忘れないということも重要で、車の両輪のようなものです。


『長く忘れない』状態を実現するためには、記憶を「一時的」なものではなく、「定着した知識・データ」として扱う習慣が必要なのです。


記憶に関する研究でも、復習のタイミングや繰り返し入力が定着に大きな影響を与えることがわかっています。


これには復習が大切になってきます。


毎日または隔日で「チェック&復習タイム」

まずは、毎日または隔日で「チェック&復習タイム」を確保することが大切になってきます。


例えば、夜寝る前にその日覚えたことを思い返す10分を設けるといった方法があげられますが、これにより、記憶が短期的なものから長期記憶へ移行しやすくなります。


「スパイシング(間隔をあけて復習)」

「チェック&復習タイム」の確保ととおに、「スパイシング(間隔をあけて復習)」戦略を取り入れると効果的です。


「スパイシング」により、いわゆる「丸暗記→すぐ忘れる」にならないよう、インターバル(時間をあけた復習)を設けて、記憶を強固にすることが、長く忘れないコツです。


そして、入力した情報をアウトプットしてみることが有効です。
例えば、覚えた内容を誰かに説明したり、自分で簡潔にまとめたり、ブログやメモに文章化したりすることで、アウトプットを通じて情報が自分のものになり忘れにくくなるのです。

大量に覚えるための量産習慣

覚える事項を「大量に覚える」と聞くと、これは一見ハードな挑戦に思えるかもしれません。しかし実は習慣や環境を少し変えるだけで、着実に「覚える量」を増やすことができるのです。


覚える“スコープ”を可視化・分割

大量に覚えるためには、覚える「スコープ」を可視化・分割するのがポイントになってきます。


わかりにくいので具体例をあげると次のような感じです。

「今月中に覚える語彙リスト100個」
「この分野の資料を5章分マスターする」


こんなふうに、具体的な「量」を目標化し、それを「1日○個」「1週間○章」という小さな単位に落とし込んでいくことで、日々の習慣として「量」を確保することができます。


大量といっても、小分けすることで目標が見え、ひるむことなくやる気もわいてくるものです。


そして、『速く覚える』と『長く忘れない』習慣と組み合わせて勉強していきます。


たとえば、毎朝インプット(速く覚える)して、寝る前に復習(長く忘れない)をし、昼間にもう一度確認+アウトプット(量をこなす)というリズムをつくってしまうのです。


こうしたトリプルサイクルが、覚える『量』を効率よく劇的に増やしてくれます。


環境を『量覚えモード』に切り替え

さらに、環境を『量覚えモード』に切り替えるのも効果的です。


特に晩秋にもなってくると、「陽が傾く前に短時間でも集中」+「夕方以降は軽く散歩・身体を動かしてリフレッシュ」など、脳と身体を切り替えるルーティンを確立しやすい時期でもあります。


身体を軽く動かすことで、脳への血流・酸素が改善し、記憶力や集中力が向上するとの報告もあります。

速く覚える、長く忘れない、大量に覚える習慣にプラスα

記憶力や学習効率を高めるには、ただ入力・アウトプット・量をこなすだけでなく、環境・心・身体も含めて整えることが重要です。
つまり、プラスαとして脳をリセットし、さらに強化するために「見直し」をする習慣も大切になってきます。


オススメとしては、週に一度を設けるといった提案があります。
要するに、計画と実行とチェックというわけです。「その週の振り返りデー」


今週どれだけ“速く覚える”ための予習インプットを実行できたか
“長く忘れない”ための復習・アウトプットが継続できたか
“大量に覚える”ために設定した目標量に達せたか
さらには、
体調・睡眠・運動など、記憶を支える身体/生活リズムは整っていたか


こうしたことを振り返りチェックし、「不要な情報/習慣」を削ぎ落としていく「リセット」タイムを取ります。


どういうことかというと、勉強するのにあたり、無駄な時間を過ごしていなかったか? たとえば雑多な情報・スマホでの無意識なブラウジングで時間を浪費したり、集中をそぐ習慣をしていたならば、一旦整理してみるのです。


そのうえで、覚える作業に集中できる時間帯をブロックを、例えば朝9〜11時、夕方17〜19時と決めていくだけでも、脳のリセット&再強化に繋がります。


また、勉強にはモチベーションが一番大切なので、自分へのご褒美&モチベーション補給も忘れずに。


「速く覚える/長く忘れない/大量に覚える」ための習慣チェンジのコツを整理してみましたが、ぜひ今から、自分に合ったスタイルがあれば、”記憶の向上ルーティン”としてスタートしてみてください。