資格試験の音声ファイル作成と英語・日本語を交互に読ませる方法

資格試験の音声ファイル作成と英語・日本語を交互に読ませる方法

資格試験の勉強や語学学習で、テキストを読ませた音声ファイルを作りたいという場合もあるかと思います。また英単語などを覚えるサポートとして、「英単語、日本語訳」というように英語と日本語を交互に読ませたいという場合があると思います。こうしたケースでオススメの方法をご紹介します。

資格試験で音声ファイルを作りたい

資格試験の勉強などで、テキストを読み込ませた音声ファイルを作り、それを通勤や通学のバスや電車で聞きたいという場合があると思います。

 

日本語であれば、いろいろなテキスト読み上げソフトがあり、それらを使うことで簡単にテキストを読み上げさせ、それを音声ファイルとして保存することができます。

 

しかも読み上げの速さ、ピッチ(音の高低)、ポーズ、音量などを調整できるので便利です。

 

テキスト読み上げソフトも、現在ではAIを使って、実際の人間がしゃべってるの区別がつかないくらい精度が高いものもでてきています。
アクセントイントネーション読みの長さなどを細かく設定できるようになっています。

 

テキスト読み上げサービスに関しては、月額定額サービスとなっているサブスクのものと、1回買い取りで一度料金を払えばあとは無制限にいくらでも使え、PCを変えても対応できるものがあります。

 

資格試験などで大量の文章を読ませたいというような場合は、1回買い取りタイプのものを買ってしまえば、あとはずっと無料で制限なく使えますので、1回買い取りタイプのものがオススメです

その中でも特にオススメなのが、『VOICEPEAK(ボイスピーク)6ナレーターセット』です。

 

 

 

この商品の最大の魅力は、なんといっても女声3種、男声3種とおまえに女の子の声1種という7話者でテキストを読み上げることができるのでかなりお得という点です。

 

それに加えて、商用OK、クレジット不要ということです。
とにかく1度購入してしまえば、無制限に自由に使えるところはかなりお得です。

 

さらに、人間の自然に近い声で、読み上げの速さ、ピッチ(音の高低)、ポーズ、音量に加え、アクセントやイントネーション、読みの長さ、さらには幸せ、楽しみといった感情パラメーターを調整でき、感情がこもったよりリアルな音声にすることもできます。

 

さらに文節ごとに話者を変えて、会話でやりとりしているような音声ファイルも作ることができます。

 

何も手を加えなくても、プロのナレーターのようにほぼほぼきちんと発音してくれますが、専門用語や特殊な読み方をする場合などは、その単語をアクセントも含めて辞書登録することができます。

英語と日本語を交互に読ませる音声ファイルを作りたい

語学学習をしていると、例えば発音がわからない英単語を覚えたいという場合、「英単語、日本語訳」というように英語と日本語を交互読み上げてくれると便利です。

『VOICEPEAK(ボイスピーク)6ナレーターセット』をはじめ、多くのテキスト読み上げソフトは、日本語なら日本語、英語なら英語を専門に読み上げてくれ、それは人間に近い自然な音声で読み上げてくれるのですが、日本語の中に英語が混ざっているというような文章は、うまく日本語と英語を使い分けてくれなかったりします。

また、日本語と英語を交互に読ませるということであれば、既に英語と日本語を交互に読み上げるにはでご紹介している『Balabolka』というソフトを使った方法があります。
しかも『Balabolka』は無料で制限なく使えるのですが、日本語と英語を交互に読ませるためにタグを入れ込んでテキストを加工しなければなりません。


英単語帳をExcelファイルやテキストファイルに、「英単語、日本語訳」というような形で保存している人は、それをコピペするだけで、すぐに英語と日本語を交互に読み上げさせることができたらということになりますが、オススメの方法があるのでご紹介します。

そのオススメというのは、『音読さん』というサイトです。
参考 :『音読さん』

無料で登録なしでもひと月に1000文字分はテキストを読み上げさせることができ、速度と高低を細かく調整できるほか、mp3の音声ファイルとしてダウンロードすることもできます。
さらにフリーメールでもいいのでアカウント登録すると1000文字から5000文字に制限が緩和されるほか、辞書登録ができるようになります。

しかも『音読さん』は、80言語・方言に対応しているため、英語以外にも中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ロシア語といったメインな言語はもちろん、フィンランド語、ルーマニア語、ノルウェー語、ラトビア語、アラビア語、タイ語などさまざまな言語に対応しています。

日本語だけでも話者が15~6人いてバリエーションも豊富です。

『音読さん』を語学学習で進める理由の一つとして、話者として「マルチリンガル」(多言語対応)のものがあり、1つのテキストに複数の言語を入力しても、各言語のネイティブな発音で読み上げてくれます。

したがって、テキストさえ用意すれば、発音がわからない英単語を覚えたいという場合でも、「英単語、日本語訳」というように英語と日本語を交互読み上げてくれます。

実際にこんな感じになります。
『音読さん』サイト

『読ませたいテキスト』

介護
 nursing care
介護士
 caregiver
介護保険
 care insurance
開放血管系
 open blood-vascular system
潰瘍
 ulcer
外用剤
 topical product
化学療法
 chemotherapy
核磁気共鳴映像法
 magnetic resonance imaging (MRI)

『貼りつけて読ませる』

すると、こんな感じで音声が作成されmp3形式の音声ファイルとしてダウンロードされ保存されあす。

Created By ondoku3.com

この事例では、「開放血管系」を変な読み方をしていますが、そのような場合は、辞書登録しても良いですし、カタカナやひらがなにしておけば正しく発音してくれます。


学習のためにテキストファイルを読ませる場合、ひと月で5000文字なんて全然たらないよ。
という場合のほうが多いと思いますが、そうした場合は、有料で読み上げ可能な文字数を増やすことができます。

有料プランのベーシックプランでは、ひと月に20万文字、バリュープランはひと月に45万文字、プレミアムプランはひと月100万文字読み上げさせることができます。

例えば、一番ライトなベーシックプランでも、一つの英単語に、英単語スペルが10文字、日本語訳が10文字、計20文字使うとしても、20万文字ならひと月に1万語の単語を読ませて音声ファイルにし、それをダウンロードすることができます。

無料プランだと作った音声をサイトに載せたり、Youtubeなどで使う場合はクレジット表記が必要になりますが、自分の学習のために使うのであればクレジット表記は不要なので考える必要はありません。

特定の期間だけ有料プランを利用し、そこで必要なダウンロードはしてしまい、あとは無料プランに戻る場合は、無料プランに戻った時にクレジット表記をする必要がでてきます。
また個人の学習用ではなく、有料配布する教材に利用したいというような場合は、ビジネスプランの対象になるので注意が必要です。
音読さん

ケースごとのオススメ

資格試験などで、主に日本語のテキストを読み上げたい人は、『VOICEPEAK(ボイスピーク)6ナレーターセット』がオススメです。

 

語学学習で、外国語と日本語を交互に読み込ませたい、ネイティブな外国語を聞き取りたいという場合で、日本語の発音など発音の質には少し目をつぶるのでコストを抑えたいというのであれば無料の『Balabolka』がオススメです。

 

ナレーターのような音質で、「英単語(外国語単語)、日本語訳」みたいなテキストファイルを既に持っていて、テキストの加工が面倒といった場合は、『音読さん』を無料で試してみてから、良いと思ったらベーシックプランに切り替えてみるというのがオススメです。