メイク直しは、理想的に言えば、メイク仕立ての美しさを復活させるところにあります。
ところが雑に重ね塗りしたりすると、皮脂が浮いた上かファンデーションを塗り重ねていることになるので、粉がよれたり、いかにも上塗りしましたというような仕上がりになってしまいます。
化粧崩れの原因を知ることが大切
できれば、化粧崩れしないメイクをして、できるだけメイク直しをせずに済むことができれば、それにこしたことがありません。
そのためにも、化粧崩れ・メイク崩れが起こる原因を知ることが大切です。
化粧崩れが起こる原因は皮脂と乾燥の2つです。
つまり、メイクが崩れやすいエリアも乾燥しやすい場所、皮脂がたくさんある場所になります。
皮脂によって崩れやすいのか、乾燥によって崩れやすいのかは、個人個人の肌質や環境・季節によっても違ってきますが、崩れやすい場所を知ることで、そのどちらなのかを推測できます。
Tゾーンが崩れやすいという場合は、皮脂が原因でメイク崩れしているので、皮脂対策をするとよいでしょう。
頬が崩れやすいという場合は、乾燥が原因でメイク崩れしているので、乾燥対策をするとよいでしょう。
テカリやすい場所
テカリやすい場所、いわゆる皮脂腺が集中しているTゾーン、小鼻の脇は、皮脂が原因で化粧崩れを起こしやすい場所です。
皮脂のべたつきや化粧崩れが起こりやすい場合は、パール感の強いアイテムを使うと、テカリが目立ってしまうので控えたほうがよいかもしれません。
乾燥やすい場所
頬などは、皮脂ではなく肌が乾燥してファンデーションがカサつくように化粧崩れしてきます。
しっかりとメイクの前に美容液や乳液を浸透させて、保湿を行ってからメイクに取りかかるようにするとよいでしょう。
メイク前からはじまっている化粧崩れ防止
化粧崩れしにくいメイクアイテムなどがありますが、化粧崩れの原因が皮脂や乾燥ということを考えると、メイクをする前のスキンケアが大事になってきます。
メイク崩れしてしてしまうと、浮いてきた皮脂で肌の表面が波打ってきたり、乾燥した肌の上でカサつくようになってきたりしてしまいます。
しっかりスキンケアをせずにいきなりメイクした場合、メイク直後の肌でも同じような感じになってしまいます。
スキンケアを怠ってしまうと、メイクは崩れやすくなり、結局メイク直しをしなければならない確率がぐんと上がってしまいます。
美容液や乳液をきちんと浸透させてから、最低でも5分は間を開けてから、ベースメイクに取りかかることで、メイクが長持ちし、メイク直しの手間も省けます。