歯を白くするオーラルケア商品 | 美容トピックス

オーラルケア商品の一番の目的というと、虫歯や歯周病を予防するというのが大きな目的でしたが、時代とともに美容意識が高まり、口臭を気にしたり、歯の白さを気にしたりという点も、オーラルケア商品の中で重要なポイントになってくるようになりました。

歯を白くする歯磨き

トゥースト状の通常の歯磨きには、化粧品のものと、薬用成分が配合され医薬部外品としての扱いになっている薬用歯磨きがあります。

歯磨きの基本的な成分は、研磨剤・湿潤剤・発泡剤・粘結剤・香味剤になりますが、これらが化粧品の歯磨きにも医薬部外品の歯磨きにも共通する成分になっていて、歯磨きの基本的機能をもった歯磨きの基本になっています。

中には、研磨剤を配合しないものなども販売されています。

医薬部外品の薬用歯磨きには、例えば、虫歯予防のためにフッ化ナトリウムなどの成分が追加され、それによって歯質の耐酸性を向上させ、歯のエナメル質の再石灰化などを促すものなどがあります。

歯を白くするという効能は、歯磨きの基本的な機能になっていて、これは医薬部外品である薬用歯磨きはもちろん、有効成分が配合されていない普通の化粧品の歯磨きでもこの機能はもっています。

トゥースト状の通常の歯磨きは、歯ブラシなどを使ってブラッシングをして使うので、歯に付着した歯垢などは、そこで物理的に落とすことができるので、歯を白くする機能があります。

また研磨剤などにより、歯の表面についた汚れなどもやはり物理的に落とすことができます。

歯を白くするホワイトニング

歯を白くする効果という面では、ホワイトニングがあげられますが、これは歯のエナメル質に付着した着色成分を過酸化水素によって取り除いています。

ホワイトニング剤を歯に塗布すると、徐々にそれが内部までしみこんでいきます。

ホワイトニング剤は、歯磨きのように歯の表面の汚れを物理的に研磨剤で削ったり、溶かしているわけではなく、過酸化水素が酸化する際に酸素が発生していて、この酸素が着色物質と結合して、着色物質だけを分解し除去しています。

ホワイトニング剤を使うことで、歯のエネメル質に付着した色素成分が、分解除去されていくので、透明感のある自然な白い歯になっていきます。

歯のマニュキュア

歯磨きやホワイトニング剤の他に、歯を白くする働きがあるものとして、歯のマニュキュアと呼ばれるものがあります。

これは、歯に塗るくとで歯を白く見せるという商品で、手っ取り早く白く綺麗に見せるという点ではすぐれています。

しかし、歯の表面に塗っているだけなので、透明感は得られず、自然な白さの歯になるというわけではありません。

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