整形外科と形成外科、美容師と理容師 | 美容トピックス

世の中の言葉には似て非なるものがたくさんあります。
しっかりと理解していないと、思わぬ勘違いを起こしてしまったりします。

整形外科と形成外科

シミやシワが出てきてしまっているので、病院に行ってみようと考えたとき、どこに行けばいいのだろうか。
「美容外科」とか「美容整形」となっていれば、迷うことはありませんが、「整形外科」「形成外科」のどちらかというと、迷ってしまう人もいます。

美容整形というくらいだから、『整形』という言葉が入った『整形外科』に行くべきではないかと、文字から勘違いしてしまう人もいます。
捻挫や骨折をして「整形外科」で診てもらったことがある人であれば、『整形外科』は骨や筋肉の損傷など運動器関連の疾患などがある時に行くものです。
ケガの治療やリハビリなどを行う時に行くのが整形外科になります。

一方『形成外科』というと、ヤケドなどを負ったときに皮膚の再生を行うなど体の表面的な形状に関しての治療を行うところです。
体の表面的な形成に関しての治療を行うので、シミやそばかすの除去なども行います。

つまり、シミやシワをどうにかしたい場合は、『整形外科』ではなく『形成外科』に行くことになります。

美容師と理容師

女性は髪をセットするときに美容院に行きますが、男性は髪を切るときに床屋に行きます。
しかし、最近では髪を切るのに床屋ではなく美容院に行く男性も増えてきています。

理容師美容師もどちらも国家資格が必要なものです。
理容師は理容を行う資格、美容師は美容を行う資格と考えると、理容師と美容師の違いを考える前に、『理容』と『美容』の違いを定義からみていくと次のようになります。

「美容」とは、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう。(美容師法第二条1項)
「理容」とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう。(理容師法第一条の二)

平たく言えば、パーマをかけることができるのが美容師、顔そりができるのが理容師ということになります。
理容師がパーマをかけたり、美容師が顔そりをすると法律違反になってしまうのです。

パーマはかけるけど顔そりはできない、顔そりはできるけどパーマはできないというと不便でしかたありません。
この美容室では、パーマはかけてくれるけど顔そりは断られたということになってしまいます。

もちろん理容師と美容師の両方の資格を取得していれば、パーマもかけれるし顔そりもできます。

床屋というと男性がいくというイメージですが、髪を切るほかに、髭剃りをする理容師ができるので、男性客が多く行くことになります。
女性でも顔そりをしてもらう女性が増えてきているので、女性のためのサービスとして顔そりもできる美容師と理容師の両方の資格をもった人がいる理容室もあります。