夏になり暑くなってくると気になるのが、気になるのが汗。
猛暑日ともなると運動をしていなくても、普通にただ外を歩いているだけでも、額から汗がじんわりとでてきたりします。
特に汗のにおいは気になるところです。
スメハラにはご注意を
最近では、セクハラやパワハラならぬ『スメハラ』という言葉もでてきているくらいです。
スメハラは、スメルハラスメントの略で、つまり匂いによる嫌がらせということになります。
嫌がらせといっても、もちろんわざと悪臭を出して嫌がらせるという場合もありますが、別に本人が嫌がらせをしているという自覚がないままに、ニオイの嫌がらせになっているケースもあります。
特に、近年の日本人、特に若い世代では清潔志向はもちろん、無臭思考というものも高まってきていて、ちょっとした不快な匂いでもイヤ!という傾向が強くなってきています。
ムシューダとか、ツンとしないとか、製品にも匂いに気をつかったものが出てきていますし、ファブリーズなどの商品も売れています。
このスメハラ、問題なのが本人は気づいていないだけでなく、周りも注意しにくいという点です。
自分の匂いというものはあまり気になりませんし、加齢臭ともなればある程度仕方ない部分もあります。
逆に、それ故に、周りも指摘しづらいのです。
あなた臭いですよ!とか、香水をつけてきてください!とか、上司に面と向かって言えるでしょうか?
セクハラやパワハラは、明らかに相手の非道徳的な行為に問題があるわけであるので、相手がたとえ上司だろうが面と向かって堂々と抗議ができるでしょうが、スメハラに関しては、ある程度は生理的問題もあるので、逆に指摘した方が、非道徳的となってしまう可能性もあります。
汗が臭い人は、自分で気がついていないことが多い
汗が臭い人は、自分で気がついていない場合がほとんどで、もし自覚しているのであれば、香水をつけるとか、制汗剤を使うとかの対策をするかもしれません。
ただ、臭い汗に香水の香りが混じって、もっとひどい匂いになってしまったりしているケースもあります。
汗だから仕方ないではなく、とれる対策をとるのが最低限のエチケット
加齢臭など、生理的にどうにもならないことは仕方ありませんし、どうしても汗をたくさんかくような仕事をしていれば、それは汗がたくさんでてしまいます。
しかし、できる対策は最低限のエチケットとしてとるべきでしょう。
臭いという人は、同じ服や靴を何にも続けて着たり履いたりしているケースがよくあります。
そんなもん何日続けて着ようが、人の勝手だろ!というのも確かにそうですが、万一、複数の人に指摘されたようなことがあれば考えてみるべきかもしれません。
普通は、少し匂いが気になるくらいでは指摘しないものです。それが2人以上の人から指摘されたのであれば、相当自分は臭いと思われているのだと自覚すべきで、服や靴を毎日、少なくとも数日おきに着替えるというのは、今すぐできる対応策になります。
日本人より外人が臭うわけ
外人は日本人に比べて体臭がきつく、匂いがあると言われています。
もちろん人種差的な問題もあるでしょうが、文化にも影響があると思います。
日本人はお風呂が好きで清潔好き。どっぷりと湯船に使い、石鹸をいっぱいつけてシャワシャワして体を丁寧に洗い、髪も毎日シャンプーするというような人も結構います。
一方外人は、シャワー文化で、さーっと体を洗い流すだけで、湯船につかってもカラスの行水という人が多いようです。
こんなことからも、体が匂いやすいのです。