走っても痩せないって本当? | 美容トピックス

太るか痩せるかは、摂取カロリーと消費カロリーのバランスにあるといわれています。
つまり、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太るし、消費カロリーが摂取カロリーを上回れば痩せていくという簡単な引き算と考えられています。

健康になるにはやはり運動が良い

太るか痩せるかはともかくとして、やはり運動するのは健康に良いことです。
医学の祖と言われているヒポクラテスも次のようなことを言っています。

「少なすぎず、多すぎず、適度に栄耀を摂り運動をすれば、私たちは間違いなく健康になれるだろう」

運動をしても肥満は減らなかったアメリカ

アメリカでは、1950年代に心臓病への懸念から身体活動や運動についての関心が高まり始め、1966年にはアメリカ公衆衛生局が「原料には運動量を増やすのが最も効果的」と提唱を始めました。

国家の公衆衛生局が言うのだから間違いないと、その後アメリカではエアロビクスのジムが雨後の筍のように次々とできていきました。
さらには、1977年には、ジェジムズ・フィックスの『奇跡のランニング』という本が大ベストセラーになり、余暇に運動を取り入れるアメリカ人が急増していきました。
ところが、アメリカの肥満率は1/3を超えてどんどんと増えています。
つまり、運動する人口が増えても、肥満率の改善とはならなかったというのが事実です。
少なくとも、現代のアメリカについてはそう言えるのです。

肥満の原因の95%は食べすぎ

太った人に対しては、食事療法と運動療法が行われます。
もちろん、運動は健康に良いのですが、痩せるという視点でみると、運動はそれほど効果がありません。
肥満の原因の95%は食事であり、体重を落とすという点では運動はそれほど期待できません。

実際に、運動しても痩せる脂肪は5%が限界といわれています。

運動をしても消費エネルギーはたかが知れている

摂取カロリーと消費カロリーのバランスということがよく言われますが、消費カロリーということを考えると、運動による消費カロリーはごくわずかなものです。
消費カロリーのほとんどは、基礎代謝量になります。つまり、呼吸をしたり、体温の維持に使われたり、心臓や脳、内臓を動かすのに使われたり、代謝によって体の機能を維持するために使われています。

毎日軽い運動をしている男性の1日の平均的な総エネルギー消費量は2500kcalと言われています。
このうち、ゆっくりと45分間歩いたときに消費されるカロリーは約100kcalです。
つまり、消費カロリーのうちのほとんどが基礎代謝量になっているということになります。

運動をして痩せるということは、健康的に痩せるのには良いが、運動だけで痩せるというのは、いかにハードルが高いかということがわかるかと思います。
少し走ったくらいでは、全体的にみると消費されるエネルギーはわずかなのです。