デリケートな肌のかぶれにワセリン | 美容トピックス

お肌のかぶれはいろいろな原因によって起こってきますが、とくにデリケートな部分の肌や、赤ちゃんの肌はかぶれやすく、つらいものです。

つらいナプキンかぶれ

ナプキンは、生理中には欠かせないアイテムですが、ナプキンを使うと肌がかぶれてしまうと人も少なくありません。

ただでさえ憂鬱な生理中、さらにナプキンかぶれによる不快感がプラスされてしまうのは避けたいところです。

なぜ、ナプキンかぶれが起こるのかというと、もともとデリケートゾーンの角質層は、まぶたと同じぐらい薄くなっているため刺激に弱いのです。

したがって、ちょっとした刺激でも、肌トラブルが起きやすいのです。

さらに、ショーツ内は蒸れやすく、ナプキンをしていることに加え、経血が出ていることがかさなって、ショーツ内は湿った状態になっていて、そこにナプキンに吸収されなかった経血や湿気による汗が、よりショーツ内の湿度を上げて、デリケートな肌を刺激するようになります。

ナプキンかぶれになると、デリケートゾーンが痒くなったり、ヒリヒリ感が出たり、熱を持っている感じがするといった症状が出てきます。

またナプキンとの摩擦によって肌が乾燥し、乾燥によるかぶれがナプキンかぶれの原因になることもあります。

これは炎症が起こっているためで、一度傷ついた角質層は、そのまま慢性的な皮膚炎にも移行しかねないので、きちんとしたケアが大切です。

ショーツ内の蒸れ対策としては、こまめにナプキンを交換することが大切です。夏暑くなっている時や、ストッキングを履いているときは特に蒸れやすい条件がそろっているので、意識すると良いでしょう。

専用のパウダーなどを使って、肌をサラサラにしておくのもオススメです。

赤ちゃんのおむつかぶれ

赤ちゃんの肌もデリケートです。

また、おむつの中もつねに蒸れているようなもので、その水分が肌について、肌表面の各層が濡れたままになっていると、肌バリアが損なわれてかぶれやすくなってしまいます。

ナプキンかぶれや赤ちゃんのかぶれに白色ワセリン

ナプキンかぶれなどには、非ステロイド系抗炎症成分が入った市販薬の軟膏・クリームがありますが、あまりこういった有効成分を使いたくないという人は、一度白色ワセリンを使用してみることをオススメします。

白色ワセリンは、黄色ワセリンを精製したもので、薬局やドラッグストアで販売されています。

白色ワセリンは、石油を原料とした油分を多く含むゼリー状の成分で、肌に油性の膜を作ってくれます。この油性の膜が、肌をいろいろな刺激から守り、かぶれを予防してくれます。

赤ちゃんの場合は、おむつ交換の時に、お尻に薄く白色ワセリンを塗ると良いでしょう。

最新情報をチェックしよう!