耳ピアスはプロにおまかせ | 美容トピックス

ピアスは一種のおしゃれとしてする人も増えてきていますが、ピアスをする場所と言えば、90%の人が耳たぶ、8%が耳の軟骨となっていて、目・鼻・口などの顔やおへそなどにするという人は1%となっていて、やはりピアスといえば耳たぶということになります。

おしゃれとして耳ピアスをしたいという場合、耳に穴を開けるのですが、このとき、針で耳たぶに穴を明け、そこからその穴に筋のスタッドをさして、穴がふさがらないようにするということをする人もいますが、感染も気になるところで、プロはこのような方法はしません。

ピアッシングでの留意点

ピアスをする場合は、ピアスホールを作ります。

ホールがない耳に初めてピアスをつけることをピアッシングと言いますが、ピアッシング直後のホールは単なる傷なので、ピアスをはずすとすぐに塞がってしまう状態になっています。

だいたい1ヵ月ぐらいピアスをはずさないでいると、ホールの中が皮膚で覆われてきて、ピアスをはずしても穴が塞がらなくなります。

スタッドとは

ピアッシングをするとき、最初からアクセサリーピアスをつけると、ピアスを通しにくい小さなホールになりトラブルの原因となってしまうので、ピアッシングに用いるスタッド(STUDS)という専用ピアスをピアッシングガンにつけて打ち込むか、最初からスタッドがついたピアッサーと呼ばれる穴あけ器を使う方法で、ピアッシングします。

いずれの方法においても、麻酔は不要で、一瞬のうちに終わり、出血もなくできます。

ピアッシングガンは、耳に直接触れませんし、もちろんピアッシングガンを使う人も耳に触れません。またピアスは無菌の密閉パッケージに入っていて、打ち込まれたピアスは、数日の間消毒した包帯で巻いておくなどするので、衛生的です。

その後4~6週間、ピアスを1日に2度回転させて肌の密着を防ぐようにします
感染予防対策として、耳たぶをエチルアルコールか過酸化水素で消毒します。

耳ピアスのトラブル

最近では技術もあがり、ピアッシングガンでも、ピアッサーでも、耳たぶにピアスをする危険はほとんどありませんが、ピアスに含まれているニッケルなどで皮膚炎を引き起こす可能性などがあります。

この場合は、すぐに医療機関を受診し、抗菌剤を処方してもらえれば、すぐに治療できるようになっています。

耳の上部のピアスは慎重に

最近では、おしゃれで耳にいくつものピアスをつける人がいます。

そのため、耳の上のほうからいくつものピアスをつけるために穴を開ける人がいます。

ただ、耳の上の方は、血液供給が少ない軟骨からなっていて、この部分に感染症が発症したら、治療が難しくなってしまい、場合によっては外科的切除をしなくなる可能性もあります。

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