ほうれい線は、鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線で、頬の境界線と言われています。
ほうれい線は、表情ジワとは違い、たるみによってできるものです。
そのため表情を変えたときだけできるのではなく、常に無表情できるいるときも消えることはありません。
どうしてできるのかというと、口ものとの皮膚のたるみとともに、頬の厚い脂肪が垂れ下がってできてきます。
ほうれい線ができる原因としては、加齢、肌の乾燥、喫煙、ストレス、紫外線、バランスの偏った食事、ビタミンC不足、コラーゲン不足などいろいろと言われています。
なぜ、ほうれい線と呼ぶの?
ウィキペディアを調べてみると、その語源は中国の面相学における「法令紋」に由来する。「豊麗線」、「豊齢線」は当て字。「頬齢(ほおれい)線」という表記も見られるが、語源的には誤りである。英語では Nasolabial fold と言う。とあります。
どうも、中国の面相学がそのもとになっているようです。
また、名前の由来については、別の説もあり、東洋医学で骨盤の異常を見分けるのに、顔のシワをみて診断するとき、骨盤が曲がってまっすぐに歩けない人は、シワの左右の太さや長さが違ったりし、「法令を守れないヒト」とされ、シワが左右対称な人は、「法令の線をまっすぐに生きるヒト」とされ、このことから、このシワが「法令線」と呼ばれるようになったのが始まりという説もあるようです。
目立ちたくないほうれい線
ほうれい線が目立つようになると、実年齢よりも老けて見えてしまいますが、このほうれい線が目立ってくるのが夕方、仕事も終業時間となる頃です。
さて、アフターファイブを楽しもうという人にとっては、これからがお楽しみタイムなのに・・・もう。。。。ということになりかねません。
でも夕方にほうれい線、つまり顏のたるみがピークになってしまうのは仕方ないことです。
なぜ夕方にほうれい線が目立ってしまうのか
肌の疲労は、1日という短いサイクルの中では、朝よりも夕方に起こりやすく、朝よりも夕方では?の位置は若干下がっています。
夕方に目立ってしまったほうれい線を、道具も化粧品もなしでケア
夕方目立ってしまたったほうれい線ですが、道具も、また顏に手を触れることさえせずにケアすることができます。それが舌を使った舌リフト法です。
舌リフト法のやり方
片頬の筋肉をゆっくりふくらませて、元に戻します。これを左右交互5回ずつ行います。
その後、口をパンパンにふくらまえて、そのままの状態で唇に力をいれてすぼめて5秒間キープします。
最後に、ほうれい線の真裏あたりから、舌先でぐっとシワの溝を押し戻すようになぞりあげます。