アイスクリームは薬だった | 健康トピックス

いよいよ夏至もすぎ、暑くなってくる季節に入っていきます。

夏の暑さで欠かせない人気者といえばアイスクリームです。

アイスクリームというと、老若男女問わず人気が高く、アイスクリームが嫌いだという人はあまりいません。
今回はこのアイスクリームにスポットをあててみます。

アイスクリームはデザートではなく薬だった

アイスクリームが薬だったというと、冷たいし、糖分や脂肪分もあり、そんなものが薬になるのかと思う人も多いと思います。
ところが、アイスクリームの歴史は古く、古くより疲労回復の薬として使われていたのです

日本人で初めてアイスクリームを食べたのは1860年に咸臨丸で渡米した遣米使節団であるとされています。時代としては幕末です。

そして、明治2年に渡米経験のある町田房蔵が横浜の馬車道に日本初の「アイスクリン屋」を作りアイスクリーム製造販売が開始されました。

しかし、アイスクリームは、なんと旧約聖書にも記録として残されていて兵士たちの戦意を高めたり、疲労回復を助ける健康食品として扱われていたらしいのです。

昔のアイスクリーム

昔は、アイスクリームといっても、現代のように生クリームが練りこまれているようなものではありませんでした。

もちろん、今のようなアイスクリーム製造技術なんかもありませんでした。

天然の氷や雪に蜜や果汁などのシロップをかけて食べていたとされていて、いわばかき氷のようなものでした。
冬に氷を保存しておいて、戦地に運び、兵士の疲労回復薬として使われていたのでした。

デザートとしてアイスクリームが食べられるようになったのは、16世紀から17世紀にかけてと言われていて、それが幕末から明治にかけて日本にも入ってきたのです。

アイスクリームって永久保存食?

アイスクリームの他の食べ物とは違う特徴としては、賞味期限がないというところです。

アイスクリームに賞味期限がないということは、結構知られていますが、食品衛生法でもアイスクリームに関しては賞味期限の記載が省略できるとしています。

アイスクリームに賞味期限がないのは、品質の劣化が少ないからです。
アイスクリームは冷凍保存されるわけですが、冷凍状態であれば、品質の劣化が極めて少なくなります。

製造してから運搬の間は-18℃以下に保たれていますし、スーパーやコンビニで陳列しているときも-20℃ぐらいに保たれてます。

しかし、スーパーやコンビニから買ってきて家の冷凍庫に入れておくと、開け閉めなどにより品質は劣化していきます。
もちろん、賞味期限がないからといって永久保存できるものではありません。

常識的に考えても、10年も冷凍庫にしまってあるアイスクリームを、賞味期限がないからといって食べたいとは思わないでしょう。

品質の劣化が極めて少ないといっても、所詮は食べ物であり、徐々に劣化していきます。

賞味期限がないからといって、3年も5年も冷凍庫に入れたままというのではなく、できれば3ヵ月以内に食べることがオススメです。