ウイルスに持続した効果が期待できるEtakの実力とは | 健康トピックス

先日、経済産業省の養成に応じて、消毒方法の有効性評価が実施され、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)よりその中間報告が出されました。

その中で、新型コロナウイルスに有効と判断された界面活性剤が示されましたが、4級アンモニウム塩である塩化ベンザルコニウム(0.05%以上)、塩化ベンゼトニウム(0.05%以上)、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム(0.01%以上)も有効であるとされました。

塩化ジアルキルジメチルアンモニウムとは

ノンアルコールで、抗菌作用が1週間持続するということが売りの『Etak(イータック抗菌化スプレーα)』は、4級アンモニウム塩とシラン化合物というものを化学合成した持続型抗菌成分が配合されています。

使用されている4級アンモニウム塩は、『塩化ジアルキルジメチルアンモニウム』で、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の中間報告で、新型コロナウイルスに有効と判断された界面活性剤です。

塩化ジアルキルジメチルアンモニウムは、ぬめり感が少なくすべりが良く、さらに乾燥後軽くてふんわりとした仕上がりの髪になるということで、ヘアーリンスやトリートメントベースなどに使われている界面活性剤です。

塩化ジアルキルジメチルアンモニウムがウイルスに効くメカニズム

塩化ジアルキルジメチルアンモニウムは、界面活性剤ですが、界面活性剤は、ウイルスのエンベロープの脂質二重膜や膜タンパクを変性させることによる抗ウイルス効果を発揮します。

新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスなどと同じく、エンベロープを持つウイルスであるので、エンベロープの脂質二重膜や膜タンパクが変性すると考えられます。

Etakの持続型抗菌成分

Etakの持続型抗菌成分は、塩化ジアルキルジメチルアンモニウムに、ケイ素からなるシラン化合物を化学合成したものです。

塩化ジアルキルジメチルアンモニウムは、エンベロープを持つウイルスに有効である消毒成分なのですが、使用したときにはその消毒作用を発揮しますが、その作用が持続しません。

そこで、この塩化ジアルキルジメチルアンモニウムにシラン化合物を化学合成してくっつけることで、シラン化合物がバインダー成分となって、いろいろな素材の表面にくっつきます。

すると、消毒成分である塩化ジアルキルジメチルアンモニウムが固定されるので、そのことにより塩化ジアルキルジメチルアンモニウムのもつ消毒効果がいろいろな素材の表面で長く発揮されることになります。

Etakの持続型抗菌成分のシラン化合物が、ガラスや木、金属や繊維など、いろいろな素材の表面の酸素と共有結合で結ばれることにより、長期間表面に固定化され、消毒成分である塩化ジアルキルジメチルアンモニウムが素材の表面を覆うように固定化されるため、効果が長く続きます。

その効果が素材にもよりますが、1週間持続します。
(全てのウイルス・菌に対して効果があるわけではありません。)

Etakの消毒成分の効果が持続しやすい素材、そうでない素材

Etakの消毒成分の効果が持続しやすい素材は、ガラス、木材、金属、繊維、ゴム、陶磁器になります。

Etakの消毒成分の効果が持続しにくい素材は、塩ビ、ポリプロピリン、アクリル、ナイロン繊維といった樹脂系の素材になります。

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