深酒をやめるためには | 健康トピックス

お酒は、きちんと休肝日をつくって、毎日適量をちょこっと飲む分にはいいのですが、ついつい酒に飲まれて毎日二日酔いだったりする人もいます。

熱中するものによっては依存症

物事に夢中になることはけして悪いことではありませんが、問題は何に夢中になるかということです。

自分の大好きなことに熱中しているのであれば、日ごろのストレスも発散できますし、熱中していることについて優れたスキルを身につけることもできます。

しかし、熱中するものがお酒であったり、ギャンブルであったりすると、日常生活の妨げになってしまい問題となります。

酒やタバコ、パチンコや競馬など、日常生活の妨げになるようなものにハマって、それから抜け出せなくなってしまえば、それは依存症の疑いありということになってしまいます。

依存症は、あることに熱中することにより、それが快感を与えてくれる刺激となり、心が支配されてそれがなければ不快な気分になってしまう心の病とも言えます。

しまいには、自分の欲求をコントロールできなくなり、正常な社会生活をおくることも難しくなってしまいます。

好ましくない依存パターン

依存するパターンとしては、物質に依存するパターン、プロセスに依存するパターン、人間関係に依存するパターンの3つに分けることができます。

物質に依存する物質依存は、お酒やタバコ、つまりアルコールやニコチンに依存するパターンになります。

プロセスに依存するプロセス依存とは、ギャンブルや買い物になり、それらを行うことで得られる快感がクセになり依存の原因となります。

人間関係依存は、親友やパーターナーに対して関係がくずれ、深いな感情があるのに離れられないというような状態になったりします。

依存の原因であるお酒やギャンブルをすることで、その刺激によりドーパミンなどが出て快感を得ます。

そしてそれが繰り返されることにより、しだいに少しずつ得られる快感が減ってきてしまいます。

ここで、あまり快感が得られなくなったのでその行動を繰り返さなくなれば問題ないのですが、刺激が減ったぶんを回数や量で補おうとすると、ハマってしまい依存症への道をたどってしまうのです。

深酒をやめるには

深酒をやめるには、まずは自分が深酒で失敗したとか、周りに迷惑をかけているといった自覚をもつことが大切です。

お酒に依存する傾向があると認めることが、深酒をやめる第一歩になるのです。

そして、「深酒はやめる」と宣言をして、なるべく依存しているもの、つまり深酒の場合であればお酒を遠ざけるようにします。

例えば、一定量以上のお酒を家に置かないなどの工夫をして、周りの人にも協力を求めます。
早く自覚をして周りの協力を得ることで、深刻な状態になる前に抜け出せる可能性が高くなります。

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