ダイエットと聞くと、まずは食事、そして運動と相場は決まっていますが、運動でカロリーを消費しようとなると大変な努力が必要です。
そこで、食事を制限してダイエットしようという人が多いのです。

もちろん食べる量を減らせばダイエットはできますが、これがなかなか難しいのです。
そもそも、あれもダメ、これもダメといって食べたいものをガマンしているとストレスがたまり精神的によくありません。

体のエネルギー源になるのは?

体のエネルギー源、つまりカロリーになるものには、糖質・脂質・蛋白質があります。

もちろんエネルギーを蓄えておくための脂質、体をつくる原材料ともなる蛋白質は体にとって大切な栄養素ですが、摂り過ぎると余剰分は脂肪として体についてしまいます。

エネルギー源・カロリーになるのになぜ蛋白質を減らせとは言わないの?

ダイエットとなると、だいたいが脂肪の摂り過ぎか、糖質の摂り過ぎということで、脂肪と糖質が悪者にされます。
1g当たりのカロリー量としては蛋白質と糖質が4kcal、脂質が9kcalとなっていますが、ダイエットと聞いて、それじゃ蛋白質を減らそう!という話はあまり聞きません。

実際には日本人は肉・魚・豆といったものを摂り過ぎて蛋白質の摂り過ぎで太っているという人はあまりいません。
そして、CMのうたい文句にもあるように、

♪おいしいものは、糖と脂肪でできている!

というのも事実です。

おいしいからついつい食べ過ぎてしまう。
だからこそ、糖質と脂質が問題になるんです。

低脂肪から糖質制限へ

昔のダイエットといえば、カロリーとなるもので脂質は1g当たり9kcalと大きいため脂質を避けようとするもの多かった印象がります。
ローファットということで、低脂肪牛乳や低脂肪ヨーグルト、さらには油を使わずに揚げ物ができる調理器具も人気になっています。
もちろん、脂質の摂り過ぎはよくありませんが、最近では

蛋白質と脂質はお好きなだけどうぞ! その代わり糖質はしっかりがまんしなさいね!

という糖質制限ダイエット(ローカボダイエット)が注目をされてきました。

糖質制限ダイエットの理屈

糖質が多い、ご飯や麺・パン・甘いデザートなどを食べると血糖値が上昇します。
血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌され、血液中の糖は筋肉や脂肪細胞の中に取り込まれ、摂り過ぎた糖は脂肪細胞に蓄えられてしまいます。
インスリンによって摂り過ぎが糖は脂肪細胞に蓄えられ、しかもインスリンで血糖値が下げられると脳が空腹であると認識し、食事量が増えることにもつながりかねません。

そこで、そうであればインスリン分泌を抑えればいいんだ、そのためにはインスリン分泌を促す血糖を上昇させなければいいんだ!となり、そうであるならば、血糖値を上げる糖質を控えればいいじゃないか!となったのが糖質ダイエットなのです。

糖質はどのぐらい制限しなくちゃいけないの?

さて、糖質制限といってもどのぐらい制限すればいいのだろうか。
まさか、糖質を全く摂っちゃいけないとなると、スイーツやお菓子のみならず、米も麺もパンも食べれなくなってしまいます。

ローカーボダイエットの先進国である米国でその草分け的存在とされているリチャード・パーンスタイン医師によると、1日130g以下となっています。
だいたいご飯1膳(160g)で糖質約60gという計算になります。
半ライスにすれば、約60g/2 × 3回 = 90g(1日のライスからの炭水化物摂取量)となります。

さらにロバート・アトキンス博士が提唱しているのが、1日20g以下という糖質制限目標です。
ここまで厳しく制限すると、体内の脂肪が分解されたケトン体をエネルギーとして使うようになるので、体脂肪が燃焼されやすい体になり、集中的に体脂肪を減らすことができます。