パセリを英語で書けますか? | 健康トピックス

新鮮なパセリの選び方、保存方法、成分についてご紹介していく前にちょっとだけクイズ。
みなさんは、『パセリ』をきちんと英語で性格に綴れるでしょうか。

実は、結構難しいのです。

英語がよほど得意という人でなければ、paseri やpaseli、paserie と書いてしまうのではないでしょうか。
正解は、parsley になるようです。

パセリの特徴

パセリは、ヨーロッパ原産のハーブで、日本には18世紀に持ち込まれました。

原産はヨーロッパ中南部からアフリカ北東部にかけてで、ヨーロッパでは、古代ギリシャやローマ時代から、薬や香辛料として用いられてきました。

全草に香気があって、全株無毛になっています。

パセリの種子には強い利尿作用があり、ドイツでは腎臓結石の治療薬として承認もされています。

パセリは、葉先が濃くて、茎まで鮮やかな緑色のものが新鮮で良品です。

茎はハリがあり、切り口が黒ずんでいないものを選ぶと良いでしょう。

パセリは、水を入れたグラスにさして、乾燥しないようにポリ袋をかぶせ輪ゴムで固定し、冷蔵庫の野菜室にいれて保存すると良いでしょう。

できれば2週間程度を目安に食べきるようにします。

冷凍保存する場合は、洗って水気を拭いて、茎と葉に分けてから冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて閉じて冷凍保存します。

パセリの種類

主流は、おなじみの葉が縮れたカーリーパセリですが、平たい葉のイタリアンパセリ(Petroselium neapolitanum)も流通しています。

カーリーパセリは、カールドパセリとも言われ、生育が進んでいくにしたがって葉が細かく縮れていくのが特徴です。

イタリアンパセリは、パースレとも言われ、カーリーパセリと比べると苦味が少なく、葉は平たく切れ込みがあります。イタリアではこちらが主流で使われています。

中国パセリは、香菜・シャンツァイ・コリアンダーなどとも言われ、中国料理の他、エスニック料理などにかかせない香りの強いもので、スペイン料理などにも登場します。

パセリの成分

パセリは、β-カロテンやビタミンCといった抗酸化ビタミンを豊富に含み、免疫力アップや老化防止、美肌効果などが期待できます。

また鉄やカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

特にβ-カロテンは、シソ、ニンジンに次いで多く含まれていますし、鉄分に関してはほうれん草の約4倍含まれています。

パセリ独特の青臭い香りの成分は、アピオールという精油成分で、抗菌作用や食欲増進作用、口臭予防などの効果があります。

さらにパセリ独特の香り成分であるアピオールや、同じく香り成分であるミリスティシン、ピネンなどには、腸内の悪玉菌を抑制する働きがあることから、消化促進作用が期待されています。

その他、パセリには、クロロフィルや食物繊維などが豊富に含まれています。

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