手のひらに気を集めて目のケア | 健康トピックス

中国には、気功法という健康法があります。

人間は自分の気をもっていて、これはわかりやすく言うと生命エネルギーの一種とも言えます。

この生命エネルギーの一種である自分の気を高めて、免疫力を保つのが、中国の伝統的な健康の一つである気功の考え方です。

手のひらに気を集める

手のひらに気を集めるといっても、自分はワンピースにでてくるルフィーや、ドラゴンボールのキャラクターでもないので、そんなことできるわけないじゃないと思うかもしれませんが、簡単にできるのです。

それは、両手のひらをこすり合わせるだけです。

こうすることで、手のひらに気を集め、高めることができるのです。

実際に手のひらに気を集め、目をケアする

それでは、早速手のひらに気を集め、目をケアする方法についてご紹介します。

まずは、目の周りをほぐすため、目の周りのツボを刺激してマッサージし、目の周りの気を高め血行を良くします。

以下のマッサージ・運動を1日1回以上、毎日行います。

①目の上のツボをマッサージ
眉の下側の眼球を囲んでいる骨のわきに親指の腹を当てて、押し上げるようにして小刻みに3回ずつ左右に振ります。

骨のくぼみに沿って、目頭から目じりまでまんべんなく押していきます。
この時、コンタクトレンズをしている人ははずして、また行うときは眼球には触れないように注意します。

②目の下のツボをマッサージ
次に同様に目の下側を骨のくぼみに沿って、今度は人差し指の腹で同様に、押し下げるようにして小刻みに3回ずつ左右に振ります。

③しっかりと繰り返す
①と②を3回ずつ繰り返します。

④眉の上もしっかりケア
眉頭からこめかみに向って、眉の上も少しずつずらしながら、親指の腹で押していきます。

⑤頭部をしっかり刺激
両手の指先でポンポンとはじくように、頭部全体をたたきマッサージします。

⑥手のひらに集めた気で目の体操
両手の手のひらを36回こすり合わせて気を集め、手のひらの中央部でまぶたを覆います。
その状態で、目をつむったまま、眼球を左右に9往復、上下に9往復、右回り9回、左回り9回、動かします。

気を集めた目のケアの効果

手のひらに気を集め、目をケアすることで、正常眼圧緑内障、白内障、飛蚊症などにも効果的といわれています。

この方法は、気功法、あるいは中国の伝統的な健康法である導引術などでも紹介されている方法です。

実際に、行ってみると、目がすっきりとクリアに見えるようになります。

ちなみに、36回も9回も9の倍数ですが、なぜ9の倍数なのかというと、気功の世界では、9というのは気を高める効果が高い数字であると考えられているからだそうです。

最新情報をチェックしよう!