水素水のいろいろ | 健康トピックス

水素水は、水素ガスを溶かした水で、無味・無臭・無色の液体です。

水素は水に溶けることは解けますが、溶解度が低く、ごくわずかな量しか解けないため、体への効果に関してもはっきり解明されているわけではありません。

国立健康・栄養研究所は、水素水に対して、信頼できる十分なデータが見当たらないとしています。

いずれにしても、こうした点を理解して考えてみると良いでしょう。

水素水を選ぶ際の重要な要素

水素水を検討する際には、溶けている水素の量を示す『溶存水素量』、還元力の強さを示す『酸化還元電位』『pH値』をチェックすることをオススメします。

『溶存水素量』とは、水素の含有量で、限界飽和量である1.6ppmに近いほど高濃度の水素水ができるということになります。

『酸化還元電位』とは、還元力の強さを示したもので、マイナス値が大きいほど抗酸化力が高い水素水と言えます。目安としては、-400mV~-600mVが良いでしょう。

『pH値』は、酸性かアルカリ性かの指標ですが、弱アルカリ(pH7.3~7.8)が体内に浸透しやすいとされています。

サーバー型の水素水

サーバー型は、スポーツジムやオフィス、病院などの施設にも設置されていたりすることもありますが、機器自体は、家電量販店でも販売されていて、レンタルでも利用することができます。

サーバー型の場合、電気分解方式で、マイナス極側にアルカリイオン水が作られ、このアルカリイオン水の中に水素が含まれていることから、アルカリ還元水、あるいは還元水素水と呼ばれたりもします。

一口でサーバー型といっても、設置タイプのもの、卓上タイプのもの、据え置きレンタルタイプのものなどがあります。

価格ももちろんですが、サイズや設置法、メンテナンスのことなども考える必要があります。

水道の蛇口に取り付けるタイプは、いつでもたっぷり水素水を利用できるというメリットがある反面、設置には工事が必要になる場合もあります。

サーバー型を選ぶ際には、年単位でのコストがどうなるかというのも検討材料の1つとしておくのが良いでしょう。

水素水の水素は非常に抜けやすいので、作りたてのものがオススメですが、そういった意味からはサーバー型は優れています。

スティック型・パウチ型

家庭で、作り方も簡単で価格も手ごろということで人気があるのがスティック型です。
水を入れたペットボトルに、水素を発生するスティック型の水素生成器を入れ、軽く振って数時間置いて作ります。

マグネシウムと水が混じることで化学反応を起こすことを利用した生成法で、水素と水酸化マグネシウムが発生するしくみになっています。

スティック型は手軽なのですが、一般的に水素水の濃度があまり高くなく、さらに使っているうちに水素濃度が低下してしまいます。

パウチ型は、最初からメーカーの工場で直接水素を水に溶け込ませる工程でつくられ、4層のアルミパウチに入れられています。

味がよく持ち運びにも便利で、溶存水素量も多い状態で飲み切れます。

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