英語の学習において、英単語を覚えるということは大変重要なことです。
英単語を速く多く覚えるということは、受験生やTOEICなどを受ける人にとっては大きな課題です。
書店などに行くと、英単語を覚えるための本が数多くあります。
1分1秒で何度も繰り返して覚えていく方法や、語呂合わせを使って覚えていくものまでいろいろです。
しかし、これらの英単語帳などを買ってやってみても、なかなか覚えられなかったり、覚えてもすぐに忘れてしまうという人もいるかと思います。
そんな人にオススメなのが、英単語 ほのぼのエピソード記憶術という本です。
今まで覚えられなかった人も楽に覚えられる極意
英単語 ほのぼのエピソード記憶術は、大学教授も推薦する現代脳科学からみて理にかなった方法で英単語を記憶していく卓越した英単語集になります。
脳科学からみて極めて理にかなった方法で覚えていくかつて類を見ない英単語集なので、記憶定着率に優れています。
脳科学でいうと、子供のころはいわゆる丸暗記と言われる意味記憶が得意です。だから電話番号や自動車のナンバーなど単純にそのまま記憶していく能力が発達していきます。
しかし、歳とともに、人間の脳はだんだん丸暗記が苦手になってきてしまいます。その代わりにエピソード記憶が得意になってきます。
エピソード記憶というのは、「家族旅行で行った北海道のウニ丼」とか、「部活で友達と流した汗や涙」というものをエピソードの流れの中で記憶しているというものです。
脳科学的に言うと、高校生以上になると、丸暗記より圧倒的にエピソード記憶で覚えたほうが有利になります。
実際にどのように覚えるのか
英単語 ほのぼのエピソード記憶術での英単語の覚え方は、英単語を語呂合わせして、それにインパクトのあるエピソードをつけて覚えていきます。
そして、そのエピソード文をさらにイメージしやすくするために、イラストを用意します。
英単語 ほのぼのエピソード記憶術で、例えば familiarという単語を覚えるとします。
familiar 《形》 なじみのある;熟知して;親しい
これを次のような語呂合わせにします。
”ファ、ミ、ラ”は、”なじみのある”歌
普通の語呂合わせ英単語帳ではここまでだと思います。
ですので、確かに丸暗記よりは覚えやすくなりますが、上手に頭の中でこの状況をイメージできずに、なんだ語呂合わせしたって覚えられないじゃないかとなってしまうのです。
だから『ほのぼのエピソード記憶術』は、絶対に覚えられる
英単語 ほのぼのエピソード記憶術の良い所は、まずは語呂合わせ。
語呂合わせ自体は、覚えやすいように短い文章で、しかもリズムをつけやすい形になっています。
さらに『ほのぼのエピソード記憶術』では、記憶のキモとなるのはイメージということで、イメージしやすいよういろいろな工夫がされています。
例えば、familiar の場合ですと、
”ファ、ミ、ラ”は、”なじみのある”歌
という語呂合わせに対して、
(赤ちゃんがベビーベッドで突然「ファ、ミ、ラ」と楽譜を読んで歌い始めた歌は、母のよく知っている歌。「うちの子天才!?」)
というように、イメージしやすいよう解説がついています。
さらに、そのイメージをイラスト化した漫画が、イメージ脳である右脳に入りやすいように左側に載っています。
どのくらいの英単語が載っているの
英単語 ほのぼのエピソード記憶術ですが、見出し語は1080語になっています。
そして派生語や反意語も載っているので、これを含めていくと、さらに語彙量がアップしていきます。
1080語は、中学などで習うような誰でも知っているような英単語は除かれていますので、本当に受験やTOEICなどで核となるような厳選された英単語が並んでいます。
まずは、この1080語をしっかりと覚えると、かなり英語力がアップするでしょう。
どんな英単語が載っているのかということで、索引をちょっとだけ見せると、こんな感じになります。(太字が見出し語)
その他、『ほのぼのエピソード記憶術』の優れたところ
例文もしっかり載っていて、しかもその例文はよく使われる文法表現になっているので非常に役立ちます。
発音記号を読むのが苦手な人も、日本語でアクセント付きの読み方が書いてあるので便利です。もちろん発音記号も併記されています。
1080語について、1枚1枚丁寧なイラスト漫画があるので、楽しくしかも記憶に残る勉強ができます。