進化論で有名なダーウィンですが、ダーウィンが残した言葉の中で、最も有名なのは次の言葉ではないでしょうか。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」
特に、最近は世の中の移り変わりが早く、常に変化が求められる時代とも言えます。
日常の働き方まで変わってきている昨今では、特にこのダーウィンの言葉が思い出されます。
強い者でも賢い者でもなく、その時々で変化していける者が強いということになりますが、変化をしていくには、クリエイティブな発想力、アイデアも必要になってきます。
自分は頭が固いとあきらめた時点で終わり
クリエイティブな仕事に限らず、ちょっとした仕事でもアイデアは必要なものです。
今よりも新鮮なものはないか、役に立つものはないか、効率を上げるためにはどうしたらよいか、そんなふうに常に現状よりもよりよいものを求めようとすると、アイデアが必要になってきたりします。
仕事の質をアップするには、アイデアを生み出す企画力や発想力、想像力が求められます。
周りを見渡してみると、中にはアイデアマンと呼ばれるように、常に斬新なアイデアで仕事を改善していくような発想力の豊かな人もいます。
それに比べ自分は、頭が固くてという人もいると思いますが、あきらめてはいけません。
なぜならば、アイデアというものはどんな人でもコツさえつかめばわいてくるものなのです。
アイデアが欲しいときに大切なものとは
忙しいときというのは、なかなか良いアイデアが浮かんでこないものです。
また周りばかり気にして、ソワソワしているときも同様に、あまりアイデアは浮かんでこないでしょう。
アイデアを生むのに大切なのは、『静寂』なのです。
なぜなれば、インスピレーションは、外から与えられるというものというよりも、自分の内側に静かに目を向けている時にスッと出てくるものだからです。
それじゃアイデアを生むためには一人で誰もいない部屋にこもる必要があるのかというと、そんなことはありません。
慣れてくると、周囲に人がいたとしても、自分のせかいに入ることができるようになります。
電車に乗っているときでも、喫茶店だ誰かと話しているときでさえ、フッと意識を自分の内側だけに向けることができるようになってきます。
そして、そういったときに「ひらめき」が起こるのです。
このように、どんなとき、どんな場所でも一人になれる訓練ができている非チオは、アイデアが豊富に湧いてくるといっても良いかもしれません。
アイデアマンになるには日頃の努力とアンテナが必要
アイデアを生むためにといって、自分の世界に入っても、準備がきちんとできていなければアイデアは浮かんできません。
アイデアを生むためには、日頃からいろいろなデータをインプットしておくことが大切なのです。
まったく何もないところから、突然アイデアがわき起こるということはありません。
アイデアを生むためには、そのアイデアを生むためのデータのインプットが必要なのです。
そしてそれは、本やネットから得られる知識のみならず、人との会話などからも得られたりします。
だからこそ、アンテナの感度を良くしておく必要もあるのです。
もし、アイデア、アイデアと机に向かっているのであれば、それよりもお風呂の入ってリラックスしたりするほうが、フッと何かをひらめいたりするものです。
ピュアな気持ちで意識を自分の内側に向けることが、アイデアマンになる第一歩なのです。
