勉強時間がないと嘆いている人も、1日をしっかりと見直してみると、まだまだ使える時間があるものです。
ちょっとした移動時間や待ち時間など、活用できるスキマ時間は結構あるものです。
電車・バス勉
通勤や通学で電車やバスを使う人も多いと思います。
最近では電車の中を見てみると、ほとんどがスマホをいじっていたりしますが、もしスマホがなかったら退屈だという人も多いはずです。
なんとなく外をボーっと眺めているという人もいるかもしれません。
退屈ということは、うらを返せば、気を散らすものが少ないともいえるので、勉強するには良い環境なのです。
電車やバスでも、文庫本程度の本を読むくらいなら、立っていたとしても難しいことではありません。
電車やバスの中では意外といろいろなことができるのです。
耳は開いてますし、辞書を引くにしても最近ではスマホのアプリで簡単に引くことができます。
もし運よく座ることができるのであれば、参考書を広げることもできます。
暗記物についても、次の一駅でここまで暗記するぞというように、目標を細切れにしてチャレンジすることもできるので、かえって集中しやすいのです。
普段、電車の中で外をボーっと眺めていたり、音楽を聴いてしまっていたり、メールやSNSのチェックをしてる人は、その時間を勉強に当てることで、勉強時間を捻出することができます。
新聞を4つ折りにして上手に電車やバスの中で読んでいる人もいますが、読みにくいし新聞を読むくらいなら、文庫本くらいの大きさの参考書で勉強するのがオススメです。
新聞は5分なり10分なり時間を決めて、家や会社で読みやすいときに、さっと机の上に広げて全体を見まわして、ヘッドラインを流し読み、必要な記事をピックアップして読むほうが効率的です。
中には英語の勉強として英字新聞を読むという人もいますが、英語の上級者なら良い勉強になると思いますが、初級者・中級者にはすこし難しいでしょう。
徒歩勉
歩いてまで勉強するのかよ!と思う人もいるかもしれませんが、歩いている時間というのは、通勤・通学している人は意外とあるものです。
自宅から駅、電車の乗り換え、駅から職場まで、さらに待ち時間も合わせるとけっこう時間があるものです。
歩いていても、覚えるべき内容をiPodやスマホに入れておいて、イヤホーンやヘッドホーンで聞けば、記憶の確認をすることができます。
また英語のリスニングの訓練に使っても良いでしょう。
ランチ・カフェ勉
職場のみんなと一緒にランチをという人も多いと思います。
ランチでいろいろな人と話すときに、会社の社内情報を入手したり、親睦を図ったりという考え方ももちろんあります。
しかし、ストイックに考えるのであれば、普段一緒に仕事をしていて、それで意思疎通しているのに、ランチまで一緒に食べに行くこともないし、その時間、勉強に当てようということになります。
社内食堂などでは、職場の人間が多いので勉強しづらいですし、立ち食い蕎麦屋じゃ落ち着けません。
勉強するならファミレスかカフェがオススメです。
料理を注文してくるまでの時間、食べ終わってから昼休みが終わるまでの時間、たっぷりと机の上に勉強道具を広げて、勉強することができます。
たまに勉強禁止の店もあるのでそこは注意してください。
ランチのとき、人から誘われてついつい付き合いでという人は、声がかかるまでにすっと姿を消してしまうテクニックも必要かもしれません。
いつもランチに一緒に行かなければ、アイツは一人が好きなんだということになり、誘われなくなります。
そうすれば昼休み、自分の使いたいように思いきり時間を使うことができます。
何も、ランチを一緒に摂らなければ人間関係が築けないなんていう時代でもないでしょう。