クリエイティブシンキングは才能がないとできないというのは間違い | 賢脳トピックス

『クリエイティブシンキング』は、そのまま直訳すると『創造的思考』ということになります。

クリエイティブシンキングとはどんな思考になるのでしょうか。

クリエイティブシンキングとは

具体的には、新しい考えを産んだり、自由な思考であったりします。

ある情報をもとにして、そこからアイデアをどんどんと膨らませていく思考が、『クリエイティブシンキング』になります。

『クリエイティブシンキング』とよく対比されるのが『クリティカルシンキング』ですが、『クリティカルシンキング』が論理的な垂直的な思考であるのに対して、『クリエイティブシンキング』は、水平的な思考であるとも言うことができます。

クリエイティブシンキングとクリティカルシンキングは、どちらが優れている手法であるかということではなく、互いに補完するもので、ある情報からクリエイティブシンキングによって枠組みにとらわれずアイデアを膨らませていき、出てきたアイデアをクリティカルシンキングによって、理論的に評価し抽出していくことになります。

難しく考えることはないクリエイティブシンキング

『クリエイティブシンキング』というと、クリエイティブだから創造的ということになるけど、一部の創造的な才能あふれる人たちにしか無理な思考法なんじゃないかとあきらめてしまう人もでてくるかもしれません。

確かに、世の中にはアイデアマンと呼ばれるような人がいて、面白いようい新しいアイデアがポンポンと頭に浮かんでいると思われるような人がいます。

しかし、それは彼らの才能というよりは、意識しているしていないにかかわらず、アイデアの出し方を理解して、それを実践しているだけなのです。

誰でも、どうしてアイデアが産み出されるのか、その過程を理解することができれば、おのずとアイデアを産み出す方法論てきなものが見えてくるのです。

イギリスの社会学者であるエドワード・デボノ氏は、水平思考を提唱しています。

水平思考(Lateral thinking)は、問題解決のために常識や既成概念にとらわれずに自由な発想でアイデアを生み出す思考方法です。

これに対して垂直思考(Vertical thinking)は、データや根拠に基づいて、より論理を深めていく論理的・分析的思考になります。

水平思考を提唱したエドワード・デボノ氏は、ヒトの脳の思考の特徴をいくつか導き出し、そうした特徴からアイデアを産み出す際の心がけや工夫のヒントが得られるのです。

大切なのは仕組みづくり

誰でもアイデアを産み出すための考え方のコツをつかめば、アイデアを産み出すことができるようになります。

アイデアマンと呼ばれる人達は、普段からアイデアを産み出す方法論を意識しているにしろ、無意識であったにしろ、それを知っていて、日頃からそれを理解し実施しているのであって、天才というわけではありません。

もちろん、中には天才もいるかもしれませんが、ほとんどは、アイデアを産み出すコツを知っているか知らないかの違いと言えます。

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