フラッシュカードでの記憶学習 | 賢脳トピックス

フラッシュカードのフラッシュは「瞬き」という意味になります。

目の前でカードを1秒以内のスピードで切り替えると、カードが瞬いて見えることから、その見え方が「フラッシュ」と言い表されています。

フラッシュカードは、映像記憶の研究からきていて、「映像記憶」とは、文字や映像を写真のように捉えられる能力になります。

トランプの「神経衰弱」で、同じ数のカードを次々に言い当てていくのも「映像記憶」の能力と言われています。

フラッシュカードのメリット

フラッシュカードは、よく語学学習において単語などを記憶するときに使われます。

例えば、表に英単語を大きく記載し、その裏に日本語の意味やそのイラストが描かれたカードを次から次へとめくっていきます。

これを繰り返すことで自然と覚えていってしまうというものです。

フラッシュカードの効果を端的に言ってしまえば「大量の情報を脳にインプットできる」ことになります。

1単語2秒で進めていっても、1分で30語、5分で150語、10分もあれば300語に目を通すことができます。

もちろん、1回見て覚えられるというものではありませんが、数回繰り返しているうちに自然と覚えてしまい、「門前の小僧習わぬ経を読む」ではないですが、意識せずに繰り返しているうちに自然に覚えたものはなかなか忘れにくいものです。

このように、高速に学習することができます。

また、順番もシャッフルすることで変えることができるので、順番通りに覚えてしまうということもなく、さらに覚えてしまい記憶がかなり確実になっているものから順番に抜いていくと、自分がなかなか覚えられない単語に集中して学習できるという利点もあります。

発達したフラッシュカード

以前は、フラッシュカードというと、単語カードのように紙媒体のものでしたが、最近ではPCのソフトやスマホのアプリなどでもフラッシュカードがあり、独自に教材をつくり、自分で学習していけるようになっています。

もちろん、電子媒体の特徴を最大限活かし、シャッフルはもちろん、学習の進行状況に応じて、単語をセレクトしてテストしてくれたりもします。

フラッシュカードの語学学習

フラッシュカードの語学学習では、その特徴としてスピードがあります。

フラッシュカードでどんどんと単語をみて瞬発力で記憶していくので、できればフラッシュカードにはイラストが入っていたほうが感覚的に記憶しやすくなります。

例えば、apple という単語に対応して、リンゴという日本語訳があるだけのカードというよりも、リンゴという日本語の訳の他に、実際にリンゴのイラストなどが描かれたものがお薦めです。

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