ゴルフしてコースを回ると、かなりの距離を歩くことになります。
結構歩いているゴルフ
ゴルフを1ラウンドすると、かなりの距離を歩いていることになります。
日本のゴルフ場の平均距離で考えると、1ラウンド(18ホール)を回ると、だいたい合計で約6200ヤードなので5.7kmになります。
この距離を歩いたとすると、約7600歩歩いていることになります。
もちろん、これは上級者で最短距離でボールが飛んだ場合であり、実施には左右にボールが曲がって、ラフに入ったり、バンカーに入ったりで、そういったロスを考慮すると、だいたい1ラウンドで10kmぐらいは歩くことになり、歩数も1万歩は超えてきます。
ただ、ゴルフは、楽しみながら緑の中でラウンドでき、いつのまにか1万歩歩いているという意味では、理想的な歩行になるでしょう。
しっかりと深呼吸をし、できれば複式呼吸を意識し、肘を後ろに引いて手を大きく振ってラウンドしていけば、理想的な歩行運動になるでしょう。
デュアルタスクなゴルフ
ゴルフは、デュアルタスクなものです。
『デュアルタスク』とは、歩きながら何か別のことをするということで、健康に良いのはもちろん、脳の活性化にも役立ちます。
例えば、音楽を聴きながら歩くというだけでも、歩くということを音楽を聴くという2つの異なった動作を同時にやっているので、『デュアルタスク』といことになります。
ゴルフでコースを回るとき、一人で何も考えずにただボールを打って歩くという人はいないと思います。
ティーグランドに立ったときは、風の調子はどうか、このコースはどうやって攻略していこうかといったことを考えてクラブを大きく振りぬきます。
2打目、3打目を打つときも、どうやってリカバリーするか、どうやって寄せていくか、グリーンの状態はどうなっているかといったことを考えます。
そしてキャディーさんといろいろ考えながら会話をしたり、一緒にラウンドしている仲間と、いろいろな話をしたりします。
つまり、歩きながらいろいろと頭を使うデュアルタスクを無意識のうちに行っているのです。
勝ち負けにこだわらず楽しんで
ゴルフも、勝ち負けにこだわりすぎると、上手くいっている時はいいのですが、あまり上手くいかなかったときはストレスになってしまいます。
体や脳の健康ということを考えるのであれば、プロでないのであれば、楽しむことを優先することをオススメします。
また、コースを歩くときも、腕を大きく振ったり、大股で歩いてみたり、少し早歩きをしてみたりと、変化をつけても脳への刺激になるし、面白いかもしれません。