勉強するときの参考書の使い方 | 賢脳トピックス

勉強するときは、多くの人が教科書やテキスト、参考書を利用しています。

どんな試験を受けるのかにもよりますが、人によって勉強方法は様々です。

薄い入門書みたいなものをざっと読んでから専門書に入っていく人、過去問を解きまくりわからないことがあったら参考書を見ていく人、さまざまで、そのやり方は受ける試験によっても、個人個人に向いているかどうかによっても変わってきます。

中には、この参考書だと少し抜けがあるのでと、何冊も参考書を買いまくり勉強する強者もいます。

分厚い参考書はインデックスをつける

電車で参考書を使って勉強している人をみると、参考書にページのインデックスがいくつもついていて、このページには●●●について書かれているというようにタイトルが書いてあって、すぐにページが開けるようになっていたりします。

こうすることで、勉強効率も上がるわけですが、このぐらいのことなら自分もしているよという人も多いのではないでしょうか。

インデックスは、すぐに目的の場所にたどり着くまでの道しるべのようなもので、何もページに貼るインデックスシールだけとは限りません。

例えば、勉強をしていて、関連したことが参考書の別のページに書かれていたり、まとめが別のページにあったり、あるいは参考となる事項がこの参考書には記載がないけど、別の参考書に記載があって、そこを見た方がよくわかるというような場合は、その参考書に「詳しくは◎◎ページ参照」とか「参考書Aの◎◎ページにまとめ」というように書き込んでしまうのです。

すると、復習するときに、あれ?確かどこかにわかりやすく詳しく書いてあったんだよな・・・ということにならず、すぐにその場所に行くことができます。

問題集こそインデックス

試験によっては、とにかく過去問を中心に勉強するのがものすごく効率が良いという場合があります。

過去問を中心に、該当する解説を参考書で勉強するというような方法をとる場合、問題集にインデックスをつける方法を使うのはすごく効率的です。

問題集である問題を解いていたとして、その詳しい解説が別の参考書に書いてあったとすると、「参考書Bの◎◎ページに例題・解説あり」と書き込んでおくだけで、効率よく復習することができるようになります。

もし後日、その問題を解いて、わからなくなった時、すぐに調べることができます。

問題集に解法などを書き込んでしまうと、復習するときにその解法が目に入ってしまうので、問題集にはなるべく書き込みたくないし、いちいち解法を丁寧にノートに書きこんでいる時間があるくらいなら、その時間を使ってもっと多くのパターン問題をこなしたいというときに有効です。

意外と記憶に残っている場所による暗記

よくテストなどで、確かこのことは、参考書の珈琲のシミがあるあそこに書いてあったんだよな。だからそうだ、思い出した!というような経験をした方もいると思います。

参考書は、基幹となるものを1つ選んで、足らない部分に関しては、それにどんどん書き込んでいくという使い方をするのも、効率の良い勉強法の一つです。

能力に自信があるのであれば、複数の参考書をこなしていってもかまいませんが、それだけ勉強するページ数も増大してしまいます。

かといって、1つの参考書だと分野によっては薄い場合もありますし、抜けている項目があったりしますが、そうした足らない部分をどんどん書き込んでいくのです。

書き込むことで脳が刺激され、その部分がより記憶に残りやすくなるものです。

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