どんなに立派な勉強の計画を立てても、実行できず計画倒れになってしまったら、絵に描いた餅です。
どうして、いつも計画だおれになってしまうのでしょうか。
勉強計画は実行可能な範囲で
一年のはじめ、年度の変わり目、思い立ったが吉日、勉強の計画を立てる時期はいろいろあるでしょうが、勉強しようと計画をたてはじめたわけですから、その時は、「よし!頑張ろう!」という雰囲気になりながら計画立案したのだと思います。
しかし、ついついやる気が空回りして、ちょっと無理な計画を立ててしまいがちです。
やる気MAXの時にたてると、メチャメチャ頑張ってやるぞとばかりに、かなり頑張らないと実行できない計画を立ててしまいます。
すると、その計画どおりに進まなくなり、計画よりどんどん遅れていってしまい、途中で勉強するのが嫌になってしまうのです。
そこまで頑張らなくてもきちんと実行できる現実的な計画を立てることが重要なのです。
無理くりな実行計画を立ててしまう原因としては、計画立案したときのやる気がMAXで、やる気が空回りしてしまうことがあげられます。
その他には、自分を過大評価してしまうことで、自分ならこれくらいできるということで、無茶な計画を立ててしまうパターンがあります。
計画を立てる時は、自分を知ることも大切です。
目標は高く置いていいのですが、勉強計画は、実際に実行できるレベルに落として考えないといけません。
計画を立てる前に、自分が30分なり、1時間なりでできる量を知ることから始めることが大切です。
ノルマが大切
仕事の営業でも、いくらいくら売らないとというノルマがあります。
勉強もノルマ化することが大切です。
勉強を継続的に続けるには、ノルマ化することがとても大切です。
ノルマを設定したら、それを宣言して、モチベーションをあげるため達成したときのご褒美を決めます。
そうすることで、ノルマを達成できなかったら恥ずかしい、一方、達成できたらご褒美だということを自分に課すことで、実行性をあげることができます。
ノルマ化しないと、どうしても自分に甘えて、だらけてしまうのが人間の性です。
ノルマは定期的に見直す
ノルマは定期的に見直すことが大切です。
1ヵ月~3カ月に1度は見直すようにします。
そこで達成度をチェックしたりして、問題があれば修正していきます。
例えば、勉強が進んできて、学習内容もだんだん難しくなってきて、当初の計画よりも、1日のノルマを達成するのがなかなか難しくなってきたら、1日5ページだったペースを4ページにしてみるとか、逆に目標達成までにはちょっとペースが落ちてきてるので、1日5ページのペースだったのを6ページにしてみるとか、無理のない範囲で修正していくことも大切です。
こうすることで、計画だおれをしなくなります。