英文法の問題は3パターンで考える | 賢脳トピックス

英文読解はスラスラできるけれど、どうも英文法というと苦手意識があるんだという人もいると思います。

英文法が苦手だからと、英文法の問題集をかたっぱしから買ったり、英文法に関連した本を1冊では足りず、何冊も買い込んで勉強したけど、思うように点数が上がらないという人もいるかもしれません。

やっぱり英文法は大切

英文法なんかできなくても、スラスラと英文は読めるからと言う人がいます。

あまり英文法に厳密にこだわりすぎると、そればかり頭で考えるようになり、かえって英文がスラスラ読めなくなったり、英語がペラペラ話せなくなってしまうという人もいます。

確かにそういう一面はありますが、英文法をきちんと理解していないと、本当の意味で英文を正しく読めませんし、ライティングにしても、しゃべるにしても、間違った英文法での英作文になったりしてしまいます。

英文法は、英文法のみならず、読解においても、英作文においても、リスニングにおいても必要不可欠であり、ここをおそろかにしていては本当の英語力はついてきません。

英文法問題を分析する

大学受験の参考書に『傾向と対策』というのがあります。
ここでは、出題される問題を分野別に分けて分析されています。

このように、試験というのであれば、出題される問題を、分野別に分析してみることも、戦略を練るという意味では大切です。

よく英文法の参考書などをみると、第五文型、品詞、時制、・・・などのように項目があげられていて、さらに品詞などでは、冠詞、名詞、動詞・・・などそれぞれの品詞について章があり、その中で冠詞なら、定冠詞、不定冠詞・・・というように細部に分かれています。
英文法を分野別に分析というのは、こういう視点ではなく、出題パターン・範疇を分析するのです。

すると、英文法の問題は、大きく次の3つに分けることができます。
1.単語・語彙問題
2.イディオム・熟語問題
3.純粋な文法問題

要領よく点数をアップする英文法学習

とにかく、受験勉強にしろ、TOEICテストにしろ、目的は合格すること、高スコアを出すこと。

そしてできれば、効率的に時間をかけずにスコアアップにつなげることが目的になります。

短時間に要領よく英文法の成績、TOEICテストでいえば、Part5、Part6のスコアアップになりますが、これをどうするかになります。

そこで3つの分野を考えてみるのです。

この中で短時間に学習結果が反映され、点数アップがみこめるのが「純粋な文法問題」です。

なぜならば、数も出題パターンも限られているので、解き方・考え方を身につけてしまえば、あまり覚えることも少なく、素早くスコアアップにつなげることができる美味しい分野です。

逆に、一番やっかいなのが、単語・語彙問題です。その次に大変なのが、イディオム・熟語問題です。

なぜならば、単語にしても熟語にしても、数千の単位で覚えていかなければならないからです。

しかもただ日本語訳を覚えるのではなく、その用法・使い方などを入れていかなければなりません。

この分野に関しては、地道に時間の許す限り覚えていくしかありません。

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