英語は積み重ねが必要な科目とよく言われます。
すきま時間を使っては単語帳をめくり、文法書をながめ、一生懸命勉強しているのに、なぜか成績はいっこうに上がらず・・・といった悩みをかかえている人も少なくないでしょう。
2020年東京五輪もあり、日本でも国際化が進んできて、外国人観光客も増えてきています。そんな中、外国人から話しかけられると、何も話せなくなってしまうという苦い経験をしたことがある人もいるでしょう。
英語の学習法の常識をくつがえす本
英語の学習法については昔からいろいろ言われています。
●英語はできるだけ若いうちから勉強すべし
英語はできるだけ若いうちからやったほうが良いということで、昔は英語は中学からの必須科目でしたが、小学校から英語の授業が取り入れられるようになってきています。
●英単語は、何度も繰り返し書いて覚えるべし
これも、英単語のスペルまできちんと覚えるには、きちんと書くべきだし、覚えるには何度も何度も反復しないといけないというのは一般的に言われていることです。
まあ、これについては単語は書いて覚えるよりも、声に出したり、文章の中で覚える方が効率的に覚えられるということは、いろんなところで言われています。
●英語は、毎日コツコツ勉強するべし
これも、英語は語学であるので、まとめて勉強するより毎日5分でもいいので英語に触れることが大切だということはよく言われていることです。
しかし、メンタリストであるDaigoによると、これらについてすべて Yes! 正しい と思っている人は、従来の効率の悪い勉強法に縛られてきた典型的な日本人だということになるようです。
なぜメンタリストが英語学習法?
DaiGoというと、ウィッシュ! ・・・?
失礼、北川景子さんと結婚されたDAIGOさんじゃなくて、メンタリストのDaiGoさんの方ですね。
でもまた、なぜテレビに出ているただのメンタリストが英語の学習法なんかに口をはさんできてるんだ?と思う方もいるかと思いますが、実はDaiGoさんは、英国発祥のメンタリズムを日本で最初にメディアに紹介した人で、その英語力はオックスフォード大学の教授に即興でインタビューできるほどの力を持っています。
しかもその英語力を留学はもちろん、TOEICなどの試験も受けたことなくほぼ独学で習得しているのです。
そして、そんなDaiGoさんが、自分の経験と科学的データに基づき、英語は若いうちから勉強すべしとか、毎日コツコツ勉強すべきというのは誤った常識であるとしているのです。
英語は歳をとってから学習してもぜんぜん遅くない
英語をろくに勉強もしてこずに、会社に入って、TOEICを受験しろと言われて、あわてているが、自分はもう歳だし手遅れだと思っている人には朗報です。
自分はもう歳だし、新しいことなんか覚えられないし・・・と思っているのは、けして老化のせいでなく、そう思い込んでしまって、新たなことを学ぶために脳を使うことをやめてしまったため、脳が一時的に衰えてしまっているだけなのだそうです。
さらに英語などの母国語以外の学習をすることで、脳内ネットワークが強化されることが科学的に証明されています。
だから、歳をとってからも語学学習をすることは、脳を鍛えるための絶好のチャンスであるので、英語の勉強をはじめるのに、遅いということはなく、年齢は関係ないのです。
勉強は脳をどう使って行くかが大事
日本人は毎日勉強すれば、成績があがると勘違いしてしまいがちですが、たとえば、ゴルフが上手くなりたいからといって、毎日
テストをたくさん受けるより勉強したほうがいいのか、それとも模試とかテストをたくさん受けるほうがいいのかは、ある程度科学的に答えが出ていると言われています。
この他にも、科学的に正しい英語勉強法には、学習者が一度は目を通しておきたい項目がずらりと並んでいます。
- 本当に効率的な6つの英語学習法
- 日本人が英語を話せない7つの理由
- 私たちを呪縛する、英語学習の5つの勘違い
- 性格分析をもとに最適な学習スタイルを提案