自宅より喫茶店で勉強がはかどる理由とは | 賢脳トピックス

最近、喫茶店などで書類を広げて仕事をしていたり、勉強で参考書に線を引いたり問題集を問いていたりする人をよく見かけます。

資格試験や受験勉強を喫茶店でしたことがあるという人もいるでしょう。

そして、意外なことに深夜自分の部屋にこもって勉強している時より、喫茶店で参考書を読んでいるほうがいろいろと暗記できたり、問題に集中できたり、自然と読んだ参考書の内容が頭に入っていたりなんていう経験はないでしょうか。

喫茶店は意外にも勉強するには良い環境?

喫茶店といってもピンからキリまであります。
若者が多く、ぺちゃくちゃと大きな声でしゃべっていたり、少しうるさめのBGMがかかっていたりする喫茶店よりも、何をしゃべっているのかわからないぐらいの声が少しだけ聞こえ、落ち着いた雰囲気の喫茶店のほうが、もちろん勉強がはかどります。

人間は意外にも、まったく静かなところよりも、少し雑音がある状態のときが一番集中できます。
だから、深夜のシーンとした自分の部屋での勉強や、静寂な図書館で勉強するよりも、落ち着いた雰囲気の喫茶店で勉強したほうが頭に入りやすいといったようなことが起こるのです。

要するに、静かすぎて集中できないというヤツです。これはプリンストン大学の心理学者らが行った研究によっても明らかにされています。

でも、少しにしても雑音があれば勉強の妨げになるのでは?と思うかもしれませんが、少しの雑音の状態であれば、そのちょっとの雑音を脳がノイズとしてかき消そうとし、それによって集中力が高まるのです。

全くの無音より音があった方がいいならラジオや音楽を聴きながらでもいいのか

深夜に家で勉強するより、昼間喫茶店で勉強したほうが頭にはいるから、自分は意外にも集中の天才なんじゃないかと勘違いして、音楽を聴きながら勉強したり、深夜の勉強でも深夜放送のラジオを聴きながら勉強したりしたという人もいると思いますが、やはり、音楽を聴きながらやラジオを聴きながらではあまり勉強した内容が頭に入ってこなかったのではないでしょうか。

まず、喫茶店でも周りの人がしゃべっている内容が雑音ではなく、意味のある言葉として聞こえてくるような状態は避けた方がよいでしょう。
言葉として認識できるため、意識がそちらのほうへ行ってしまい、集中できなくなってしまいます。

ラジオや音楽も同じです。ラジオの音や音楽のほうに意識が集中してしまうため、物を覚える、記憶することへ意識が向きにくくなってしまうからです。

ヒーリング音楽や川のせせらぎの落とし穴

うるさくもなく、気分もリラックスできるヒーリング音楽や川のせせらぎなどのCDはどうかというと、ダメではありませんが、お奨めはできません。
なぜならば、勉強したり暗記したりするときに、ヒーリング音楽や川のせせらぎがないとうまくいかないと脳が勘違いしてしまう可能性があるからです。

家の中、近くの公園、音量を小さくしてヒーリング音楽や川のせせらぎなどを流すといった感じが自然でいいかもしれません。