英語の学習が難しいのはなぜか | 賢脳トピックス

語学が苦手な人は、なんて外国語は難しいんだろうと感じるかもしれません。

確かに、習得しやすい外国語と、習得しにくい外国語はあるかもしれませんが、どんな言語であれ、その言葉を使っている地域では、どんな人でもその言語を自由自在に操っているのですから、言語に難しい言語は存在しないというのも事実のような気がします。

外国語の習得が難しい理由

では、外国語を学習するのになぜ難しく感じてしまうのでしょうか。

どんな人でも母国語は自由自在に話せます。つまり子供のときに良心から話しかけられた言語は話せるようになるものです。

何が難しいのかというと、受験や仕事で忙しい毎日の中、外国語をいかに学習するかという方法を見つけ出すことにあるのかもしれません。

小さい子供が、毎日両親から話しかけられ、自然と言語を習得していくのとは違い、受験や社会人になってからの勉強は、時間に制約がある中で習得していかなければなりません。

外国語の学習において、スピードを大幅に加速させる方法はたくさん存在するのに、それらを1つにまとめた学習法は意外にも体系化されていません。

外国語の学習は発音を最初に学ぶ

外国語の学習というと、基本的な単語や熟語を覚えて、英文法を学習して、長文を読む訓練をしてといったような学習法になることが多いと思います。

まずは、テキストを見て、文字をみて、どういう意味になるのかを訳してみるというようになります。

しかし子供のころ母国語を覚えるときは、耳で聞いて、自然と習得していったことを思い出せば、これが実施に言語を習得するのに自然なやり方なのだと思われます。

つまり、まず最初に学ぶのは発音で、発音を学ぶ過程で耳がその言語の音に慣れてきて、自然と語彙力や会話を理解する力、話す力が身につきやすくなってくるのです。

日本の学校の英語学習などでは、試験でも「次の文章を和訳しなさい。」といった問題が出題されることもあって、まずは訳すことに重点を置いていた李します。

しかし、外国語を習得するには、真の意味でその言語で考えられるようにならないといけないのです。

受験勉強だけ、とりあえずTOEICでそこそこの点数をとればいい、英語はあくまでも道具であって、毛頭英語を自分のものにする気がなく、とりあえずの受験や試験をパスしようという人ならともかく、本当に英語の実力をつけたい、英語を自由自在に使えるようになりたいというのであれば、翻訳するクセはやめたほうが良いでしょう。

英語ネイティブの言語難易度ランキング

日本人が英語を学ぶのは、他の国の人より難しいとよく言われます。

これは逆に英語ネイティブの人が言語を学習するのに難易度からも推測できます。

英語ネイティブが学ぶ言語として難しい言語は、その言語が英語とはかけ離れた言語ということになり、容易にその言語を母国語にしている人からすれば、英語を学習するのは難しいのではと推測できます。

英語ネイティブが簡単に修飾できる難易度が低いものとしては、英語に近い言語があります。

マスターにかかる時間は23~24週間と言われているものには、アフリカーンス語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、スペイン語、デンマーク語、ノルウェー語、フランス語、ポルトガル語、ルーマニア語になります。
次に難易度が低いものとしては、インドネシア語、スワヒリ語、ドイツ語、マレー語などがあります。

英語ネイティブが習得が難しい言語としては、マスターに44週かかると言われているものとして、アイスランド語、アゼルバイジャン語、アムハラ語、アルバニア語、アルメニア語、ウクライナ語、ウズベク語、ウルドゥー語、エストニア語、ギリシャ語、クメール語、クロアチア語、コーサ語、ジョージア語、シンハラ語、ズールー語、スロバキア語、スロベニア語、セルビア語、タイ語、タガログ語、チェコ語、トルコ語、ネパール語、パシュトゥー語、ハンガリー語、ヒンディー語、フィンランド語、ブルガリア語、ベトナム語、ヘブライ語、ペルシア語、ベンガル語、ポーランド語、ボスニア語、マケドニア語、ミャンマー語、モンゴル語、ラオ語、ラトビア語、リトアニア語、ロシア語があります。

さらに習得に88週間はかかるとされている超難関言語が、アラビア語、韓国語、広東語、中国語、日本語です。

英語圏の人からすれば、日本語の習得は非常に難しいと言われています。

最新情報をチェックしよう!