仕事や作業においても、勉強においても大切になってくる記憶力。
記憶力が優れているほど、受験勉強ではテストの正解率が高くなりますし、仕事においては調べる時間も節約でき効率的にいろいろなことができるようになります。
例えば、よくかける職場の内線番号など、別にその都度メモを見て確認してかければ済む話ですが、憶えていればいちいちメモを調べて確認する必要がなく、必要になったときに間髪入れずにすぐにかけることができます。
人の脳はその能力を伸ばすことができる
自分は頭が悪い、これは遺伝的なものだとあきらめてしまっている人がいます。
正直に言うと、確かに人間の脳は、遺伝的な要素を完全に無視することはできません。
しかし、正しい方法で脳を使うことによて、脳が生来持っている能力よりも、はるかに大きな結果を生み出すこともできるのです。
記憶力を伸ばすのに一番大切なのは自信
自分の脳に自信を持つということは非常に大切なことで、記憶力を高めるうえでも何よりも大切なものになります。
どうして、自分の脳に自信を持つことがまず最初に大切なのかというと、自分の脳に自信がない場合のことを考えると理解しやすいと思います。
自分の脳に自信がないと、常に何かをやろうとしたとき、「無理、無理、無理」という意識がでてきてしまいます。
こうした状況・心持ちで事に取り込んでも、無理という意識が自己暗示になって邪魔をし、記憶や知識の吸収ができず、新しいことにチャレンジしようとする気持ちすら持てなくなってしまいます。
結局、十分な結果は得られず、やっぱり自分はダメなんだというスパイラルに陥ってしまいます。
そのために、自分ができていることを徹底して考え上げているとよいでしょう。
自分てあれもできる、これもできる、意外といけるんじゃない?というようになります。
私は私
自分は、それ以上でもそれ以下でもありません。
私たち人間は、常に他人との比較にさらされています。
受験生の時は、テストでの偏差値が出され、志望校への合格確率などを比較されたりしますし、社会人となっても、営業成績などで他人と比較されます。
こうしたことから、人間はつい、他人と自分を比較してしまう癖がついちゃっています。
このときに、よく出てくる思考パターンが、自分と他人を比較して、自分は他人よりも劣っているのではないかという劣等感で、これは他人と比較することで、自分へのダメ出しをしてしまっています。
勉強や仕事をするにあたって、他人と比較したっていいことなど何もありません。
比較して他人の美点や才能を見つけることはとても大切なことですが、それが自分を貶めるエネルギーになってしまうくらいであれば、他人と自分を比較しないにこしたことはありません。