コンピューターに記憶させればよいか、記憶術を使うべきか | 賢脳トピックス

最近は、パソコンやスマホ、インターネットの普及により、いろいろなことを覚えていなくても、すぐにスマホを使いネット経由でいろいろなものを調べることができます。

コンピューター時代に記憶力を鍛えて何の役に立つのか

人間の記憶はあいまいで、それに比べてコンピューターは大量に多くのことを間違えることなく記憶しています。

最近では教育の現場でも知識偏重の時代は終わり、思考力を問う時代になってきて、試験問題なども単に覚えているかいないかだけを問う問題から、思考力が必要となる問題も増えてきています。

とはいえ、まだまだやはり知識を問う問題が大半を占めています。
覚えていなければはじまりません。

これが、資格試験などになれば、なおさら知識編重の傾向が強くなります。その資格をとるにふせわしい最低限の知識は必要で、その知識が実際に備わっているかどうかを問うわけですから、仕方ないことでしょう。

一方で、「覚えることはコンピューターに任せておけばいい」という考えもあります。
覚えるべきことはコンピューターに入れておいて、人間はそれをいかに有効に使うかを考えればいいという考えです。

一見、正しそうにも思えますが、ある程度の知識がないとコンピューターを使いこなすことができず、発想もひろがりません。

いろいろなことを検索するときのことを考えてみればわかると思います。
ある単語を調べようとするときに、それに付随したいろいろな知識があるほうが、理解力も高まりますし、目的に早く到達することができます。

記憶をコンピューター任せにしないメリット

記憶をコンピューター任せにしないことにはいろいろなメリットがあります。

例えば、よくかける電話番号などは覚えておけば、いちいちメモ帳を見たり、電話番号を検索したりすることなく、効率的に電話をかけることができ、仕事がはかどります。

また、いろいろなことを知っていれば、発想の幅が広がり、脳をうまく使えるようになり、それで仕事がはかどると、覚えることが楽しくなってきて、さらに記憶力がアップしていきます。

どんどん覚える記憶術

記憶術といえば、覚えにくいもの、すぐ忘れてしまうものを。すでに自分が知っているものに結び付けてストーリーをつくり結び付け、印象に残るようにインプットすることで、ものを覚えていくものですが、いかに覚えやすい形でインプットしていくかということを考え、イメージしていくこと自体が頭の訓練になり、脳をうまく使えるようになっていくのです。

記憶術の訓練をしていると、より強烈に印象に残るイメージをすることができるようになり、その時間も瞬時に結び付けられるようになってきます。
こうすると、いろいろなものがどんどん、すぐに覚えられ、長く忘れないようになってきます。

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