受験勉強や資格試験は問題集がオススメ | 賢脳トピックス

高校受験、大学受験、就職試験、資格試験など、多くのものには詳細に説明がされている参考書、要点をまとめた要点ポイント短期決戦のような虎の巻、自分で書き込んでテキストを完成させていくサブノート式のもの、問題集などいろいろなツールがあります。

試験勉強は記憶ゲーム、学力は記憶量の原則

詰め込み式教育は良くないなど、いろいろ意見はあると思いますが、例外はあるにせよ、多くの試験においてより多くの知識を詰め込んだ人の方が、点数的に有利であるということには違いありません。

こと語学に関しては、例えば英単語を何千語も覚えても、なかなか点数が伸びないというケースもありますが、語学以外の科目や資格試験のほとんどは、いかに必要とされる知識を正確に効率よく頭の中に入れることができたかで、合否が決まるといっても過言ではないと思います。

誤解を恐れ乱暴な言い方をすれば、「試験に合格すればいいんだろ!」というのが目的なのであれば、票するにたくさん覚えたもん勝ちという面があります。

もちろん、ここで言う覚えるというのは、ただ単にガムシャラに丸暗記するのではなく、きちんと理解した上で憶えるというのが前提であることは言うまでもありません。

つまり、ほとんどの試験において、合否を決めるのは知識の量といってもいいかもしれません。

数学は違うんじゃないの? センスや才能

確かに、数学はセンスや才能といった部分もあるが、並み以上レベル、または試験に合格すればいいというレベルであれば、それほど数学者になるとか、数学オリンピックにでも出るとかというのでなければ、勉強のやり方でカバーできます。

勉強をするときに量なのか、質なのかということが問題になったりしますが、量は質をもカバーします。

そして、効率よく量をこなすには、良問を数多くこなすことになりますが、受験や資格試験においては勉強できる時間が限られています。

そこで、理解にかける時間を極力減らし、記憶にかける時間を極力増やす勉強がオススメです。

そのためには、例えば数学であれば、問題を見て、ちょっと考えても解法が浮かんでこなかったら、すぐに解法を読んで、そこでなぜその解法になるのかを理解してパターン化していけばいいのです。

すぐに解法が浮かんでこない問題をうなって考えていても、それはたまにはそういう訓練も必要かもしれませんが、通常は時間の無駄です。

とにかく、問題集をやり、わからなければ解法をみて、それでもわからなければ、理解しやすいようにわかりやすく書いてあったり、図やイラストや表で端的に要点がまとめられている参考書で理解していく。

どうしてもわからないときだけ、詳しい参考書を読み直したり、場合によってはわかる人に聞いてしまうのが良いでしょう。

試験に受かるのが目的の勉強なら問題集を中心に

試験に合格するのが目的の勉強ならば、問題集を中心に勉強するのがオススメです。

問題集は、学習参考書などを作るプロが、データを駆使して、過去問を分析して良問が敷き詰められていて、データ分析に基づいて作成されているので、類似の問題が試験に出る確率も高くなっています。

そして問題集をやることによって、それに関連した知識を身につけていくのが良いでしょう。

さらに試験はいわゆるアウトプットするものですし、人間の記憶もアウトプットすることで記憶に残りすくなります。

そう考えると、問題集は答えをアウトプットしていくわけですから、より試験に近い形で学習を進められます。

試験に出るところを、試験に出るような形でアウトプットしながら勉強を進められれるので、問題集を中心に勉強していくのが効率的といえるでしょう。

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