世の中にはいわゆるダメ男がいます。
定職につかず、何かあればすぐに女性に頼ったり、借金を繰り返したりします。
また、お金だけじゃなく女性にもだらしなかったり、過度なナルシスト、ドラマでも有名になった冬彦さんに代表されるようなマザコン男や、やたらと女性に暴力をふるうドメスティックバイオレンス男(DV男)なんかもダメ男になるでしょう。
ダメ男は、一言でいうといわゆる女性からしてみると、恋愛や結婚の相手とするにはダメな男性です。
ひどい目にあって別れてもまたダメ男を好きになる
こんなダメ男ですが、好きになってしまう女性もいます。
そしてダメ男と付き合う女性は、このダメ男と別れたとしても、また同じようなダメ男を好きになったりします。
いわばダメ男にハマってしまうのです。
ダメ男にハマる女のタイプ
ダメ男にハマリやすい女性には特徴があると言われています。
自己評価が低い女性
まずは、自己評価が低い女性です。
どうして自己評価が低い女性がダメ男にハマりやすい傾向にあるのかというと、自己評価が低いゆえに「私みたいな人間には、彼くらいがちょうどいいのよ」となるわけです。
自立した大人の女性
そして、自立した大人の女性もダメ男にハマリやすいのです。
えっ?と意外に思わわた方もいるかと思いますが、心理学的には「自立」と「依存」はペアで考えられたりします。
もちろんダメ男は女に依存するわけですが、依存するダメ男に自立する女という構図になるわけです。
なぜ、自立した大人の女性が意外にもダメ男にハマってしうのかというと、自立している人は依存的な人と一緒にいることによって自分の存在価値を確認できるからなのです。
「この人は私がいなければダメ」とダメ男の存在を自分のよりどころに感じてしまうのです。
ダメ男にハマる2つのタイプの共通点
自己評価が低い女性と自立した大人の女性、このダメ男にハマる2つのタイプの女性は、まったく別の、むしろ正反対のタイプだと思われると思いますが、実は共通点があるのです。
その共通点とは、『共依存』です。
つまり、お互いに「相手がいないとダメ」と依存しあっているのです。
「私なんかにふさわしいのはあなたしかいない」または「この人には私が必要なの」というように、依存しあっているのです。
『共依存』とは、ある特定の人との人間関係にとらわれている状態になります。
他社に必要とされることで自分の存在意義を見出そうとしているうちにハマってしまうのです。
ダメ男には、DV男も入りますが、DV男の場合も、DVを受けたとします。
しかし、DV男は「俺が悪かった、もう2度としない」と謝罪します。
すると反省しているし「この人は私がいないとダメになる」と思い込んでしまう。
そのうち、また心理的なイライラが募ってきて暴力がふるわれるというようなことの繰り返しになってしまうのです。
ダメ男にハマらないために
ダメ男にハマらないためには、「共依存」しないようにすることです。
そのためには、何でもいいので自分に自信をもち、それを心のよりどころにするとよいでしょう。
そうすれば、そこに自分の存在価値を見出すことができ、ダメ男にもハマリにくくなります。