なりたい自分へのプラスのストロークの投げかけ方 | 薬剤師トピックス

禁煙、禁酒、ダイエットなど、今までに挑戦してみたけど、失敗してしまったという人は、自分自身にマイナスのストロークを無意識のうちにしてしまってるかもしれません。

心への働きかけによって全然違ってくる

人間は、思い込みの力というのはものすごいものがあります。

火事場の馬鹿力に代表されるように、人間はある時、とてつもない力を発揮したりすることもあります。

よく教育の現場で、褒めて育てろというようなことがよく言われます。

もちろん、個々の性格にもよりますし、褒められて有頂天になって逆に努力しなくなってしまうといったケースもあるでしょう。

中には、常にお前はダメだ、ダメだと言われ続け、その中でもなにくそ!と頑張って成長していけるメンタルの強い人もいます。

でも、多くの場合は、自分はできない人間だと思うよりも、自分はできる人間だというマイナスよりもプラスのストロークをもらったほうが、その気にもなり成長もできるケースが圧倒的に多いでしょう。

多くの人は、お前はダメだのようなマイナスストロークをもらい続けていると、本当にダメになってしまいます。

企業の研修などでも、とにかく相手のいい所を褒めまくるなどという手法がよく行われていますが、いかにプラスのストロークを脳に与えるかということが大切になってきます。

ダイエットするときのポジティブイメージ

ダイエットするにしても、ダイエットを始める前から、この前もダイエットに失敗したし、自分は意志薄弱だから、また三日坊主で終わってしまうだろうなんて思っていると、
これは自分で自分に自己暗示をかけているようなものです。

無意識のうちに、やっぱりダメだということが植え付けられてしまうため、なかなかうまくいきません。

さすがに、そんなことは思わないにしても、ダイエットでイメージをする場合は、否定的なものではなく、肯定的にイメージするようにします。

「私は野菜を食べなくてはいけない」、「脂っこいものは好きだけど我慢しなくちゃ」、「炭水化物はうんと減らさないと」というような、マイナスなイメージや、制限をかけるイメージをしていると、苦しくなってしまいます。

ウソでもいいので、「私は野菜が大好きだ」、「今日はも食べすぎちゃって脂っこいものはムリムリ」、「あああ、もうお腹いっぱいだ」というようなイメージにするのです。

つまり、我慢の仕方を変えてみるのです。

食事の量を減らす場合は、食事をする前に何度か深呼吸をしてみて、胃の中にバルーンをイメージします。

そしてそのバルーンが、食事を始めるとすぐにどんどんお腹いっぱいにひろがるイメージをしながら、ゆっくり食べていきます。

想像力のある人、イメージ力がある人であれば、これだけでもぜんぜん効果がありますし、変わってきます。

能力開発するときもプラスのストローク

能力開発するときに、なりたい自分をイメージし、「自分は、これこれこういうふうになりたい」と唱える人がいます。

しかし、これは裏を返せば、今現在の自分は、その理想の姿ではないから、それを望んでいるということになり、今現在の自分はできていないと暗に自分自身にマイナスのストロークを起こっていることにもなりかねません。

できれば、「自分はこれこれこういうことができている」というように、今現在すでにできているというような言い方にします。

するとそれがプラスのストロークになり、力が湧いてきて、そのイメージのようになっていくのです。

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