テレビを見ていると、クイズ番組が増えてきていて、テレビのタレントでもインテリ芸人枠みたいなものまでできていたりします。
クイズの内容などをみていると、そんなこと知っていてもというものもあったり、番組によってもそのクイズ内容やレベルはまちまちです。
手頃で低コストでできるクイズ番組
最近クイズ番組をよくやってみますが、クイズ番組がテレビで増えた理由の一つとして、製作費があまりかからないという点があげられるかもしれません。
クイズ番組は一度セットを作ってしまえば、それをずっと使え、また特別なロケなどを行う必要もなく、出演料が安い芸人などを多く使ったりすることで、製作費を抑えて番組を作れるという点もあるのかもしれません。
しかし、クイズ番組は、テレビの解答者と一緒になって考え、そしてテレビの解答者よりも早く解答できたときなどは、ちょっとした優越感に浸れたりもします。
クイズにも、知識を問うもの、発想の転換が必要なものなど、いろいろな形式の問題があります。
テレビ番組のクイズの傾向
テレビ番組のクイズは、中には難しい漢字を出題するものもあります。
多くの場合は、一般の社会人ならば8割ぐらいは正解できるレベルの問題になっています。
中には、難しい鳥に関連した漢字がずらりと並び、それをいわゆる東大生みたいな人が解いていくみたいなものもありますが、多くの場合は、7~8割がたはわかるような問題が出題されることが多くなっています。
なぜならば、テレビをみて、よし、自分もクイズに挑戦しようとなったときに、出題される問題、出題される問題、全てが難しくわからなかったら、見ていてつまらなくなり、チャンネルを回してしまうからでしょう。
人間とは不思議なもので、ああそれ自分も知ってたよ、なんだタレントさんたちこんな問題もできないのとかいうように優越感に浸るのが好きだったりするものです。
子供から大人まで楽しめるクイズ
要するに受験勉強で出てくるような社会や理科、漢字や英単語のような知識を問うようなクイズは、知識がまだない子供には難しくてできません。
でもクイズの良いところは、それほど特別な知識がなくても解ける問題もあるところです。
知識よりも発想の転換やひらめきがものをいうようなクイズでは、大人よりも子供のほうが得意だったりします。
例えば、次のような問題がそうです。
K×K=M
M×K=G
G×K=□
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正解は、□=T
K(キロ)は1000
M(メガ)は1000×1000
G(ギガ)は1000の3乗
T(テラ)は1000の4乗です。
このことがわかっていなくても、パソコンのメモリで1KB=1000B、1MB=1000KB、1GB=1000MB、1TB=1000GBというところから、
Tではないかと推測することもできます。
このように、知識そのものがなくても、自分の知っている知識や勘をたよりに正解を導けるところにもクイズの面白さがあるのかもしれません。