スマホでLINEをやり取りする世代になってくると、電話が苦手という人も多いようです。
ビジネスの電話はもちろん、店を予約するのも非常に勇気がいるという人もいるようです。
確かに、LINEだと相手の表情は見えませんし、自分でじっくりと言葉を選んで打つこともできます。
極端なことを言えば、嫌なら切ってしまえばいいのです。
友達との人間関係
私たちが、親兄弟は別として、最初に接する人間関係といったら友達かもしれません。
成人すれば、職場の同僚や上司、部下といった人間関係がでてくるでしょうが、それまでは、学校やクラブ活動での友達との人間関係が大きなウエイトを占めます。
そして、学生時代の友達関係は大人になってからも続くという人も多いと思います。
友達は無理して作るものじゃない
若いころの友達が大切だとか、若いころの友情は素晴らしいものだというようなことを言われると、友達が少ない人はあせってしまったりするものです。
だからといって、無理に交友関係を広げたり、友達を作る必要はありません。
素晴らしい友達がいれば、人生はより豊かなものになるでしょうし、そういう友人が多ければ多いほど、実りのある人生になるかもしれません。
しかし、友達とつきあっていると、それがストレスとなりストレスがたまる人もいます。
そのような場合は、無理して友達を作らなくても良いでしょう。
友達は無理して作るものじゃないからです。
フレネミーに気をつけろ
フレネミーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
フレネミーとは、Friend(友達)とenemy(敵)を合わせた合成語です。
つまり、平たく言うと友達のフリをした敵です。いわば羊の皮をかぶった狼です。
ここが人間関係の難しいところで、フレネミーは、表面上は仲良く振舞っていますが、内心では密かに相手の不幸を願っているのです。
相手の不幸を願うまでいかなくても、相手の失敗にほくそえんだりしています。
こんな人と友達になっても、得られるものなど何もありません。
こんな友達を作るくらいなら、友達にこだわらず、毎日をストレスフリーに過ごすことのほうが、よっぽど大切で有意義です。
社会に出れば、利害関係がからんでくるのでなおさらです。
クールな言い方をすれば、利害関係がからんでくる間がらでは、友達かどうかよりも、損得のほうが優先することのほうが多いでしょう。
コイツとつきあって自分は損か得かが基準になってきます。
すべてがそうとは言いませんが、そういった人間関係のほうが圧倒的に多くなるでしょう。
交友関係の広さや友達の多さを自慢する人がいますが、とにかく、表面上仲良く振舞っているからといって、友達と思うのは大きな間違いなのです。
それよりは数は少なくても信頼できる友達がいることのほうが良いのです。