仕事において何か問題が起きたとき、問題解決をどうしようかを決める能力は非常に大切な能力です。

問題解決における解決策

問題解決をするにあたっては、何が問題になっているのかを見極め、そしてその原因をつきとめることが大切です。
そして、原因がわかってから、いよいよ問題解決の最終段階である問題解決策の選択・実施になります。

問題解決策の段階でやってはいけないこと

何が問題かを抽出し、その原因を突き止め、あとは問題解決策をたてて実行すれば、やっかいな問題は解決し、すっきりするという段階でやってはいけないことがあります。
それは、早くすっきりしたい、問題を解決して一刻も早く今の状態から逃れたいということであせってしまいがちになります。
問題解決策の部分は、最後の段階でもあり、いくらしっかりと問題を抽出し原因を把握できていたとしても、問題解決をあせるあまり問題解決策を誤ってしまっては問題を解決することにはつながりません。

一見、これだと思うような解決策にとびついてはみたものの、それが間違った問題解決策であり、新しい問題を発生させてしまうなんていうことにもなりかねません。

そこで、良い解決策をきちんと選択できているかのチェックが必要になってきます。

良い解決策なのかどうかを判断するチェック法

これだと思った問題解決策が正しいものなのか、良いものなのか、それを冷静に客観的に判断することが大切です。
そのためには、チェック項目があります。

チェック項目は、その解決策が、現状と解決した後の姿あるいは理想とする姿との間の差を埋めて、ゴールを達成するためのものになっているかという点です。

例えば、選択した解決策が、効率的であっても、コストがさかむことで実行したくても不可能になるケースがあるとすれば、それは差を埋めてゴールを達成できるものではありません。
その解決策は間違っている、選択しないほうが良いということになります。

解決策は1つにこだわらない

解決策を1つ考えると、早く今の状況をどうにかしたいというあせりから、その解決策がすべてだと思いこんでしまう場合があります。
しかし、いくら考え出した解決策が効率的で現実的なものであったとしても、一度立ちどまって、さらに解決策を模索してみることが重要です。
それによって、より良い解決策が見つかることもあるからです。

人間は、自分が苦労して考えた解決策は、ひいき目に見えてしまい、どうしてもいいものに思えてしまうという傾向があります。しかし、考え出した解決策が最善の方法であるかどうかの保証はありません。

できれば解決策は複数考えていくようにしましょう。
この時重要なのが、最初に思いついた解決策を白紙に戻して考えることです。
複数考えようとしても、最初に考えた解決策への思い込みが強ければ、目が曇ってしまうのでよくありません。

複数の解決策を考えることで、それぞれの解決策の長所を見直すこともできるし、短所も比較することができます。
そしてそれらを比較し、最良の解決策を選ぶことができるのです。