岸田首相のキャッチコピーが、「聞く力」ということで、「聞く力」という言葉が大切と言われる時代にはなってきています。
ただ「聞く力」といっても、実際に聞いていなかったり、表面上聞いているフリだったりという場合もあるのですが、政治の世界においては、そういうことはやめてもらいたいものです。
聞く力でモテる
女性からモテる男性の要素として、容姿端麗とか、イケボなどがありますが、こうしたものは持って生まれたもので、どうしようもありません。
でも、中には、イケボでもなく、容姿端麗ということでもない一見冴えなさそうな男性が、女性に人気だったりします。
「なんで、あんなのがモテてるの?」という経験をした人も多いかと思います。
モテてる理由はいくつかあるでしょうが、こういう人達の多くに共通しているのが、女性の話、愚痴をよく聞くということです。
モテるためには忍耐?
女性にモテる人の多くに共通している、女性の愚痴を聞くのを厭わないという点。
女性の愚痴を聞くのを厭わない人の所には、女性が「ちょっとちょっと、Aさん、聞いてくださいよ。ひどいんですよ~。」と集まってくる。
そのうち、「それじゃ職場じゃなんだから、今度お茶でもしながら話を聞こうか」となっていきます。
そして、そのモテ男君は、特に何かいいアドバイスをするわけでもなく、ときたま相槌を打つくらいで、ひたすら忍耐強く女性の愚痴を聞いているだけです。
そのうち女性との距離がだんだんと縮まっていくのです。
それでは、なぜ女性がこうした人を選ぶのかというと、もちろん愚痴を聞いてくれればストレスの発散になるというのはあるでしょう。
でもそれだけではなく、愚痴をじっくり黙って聞いてくれるような人は、きっと困っている人を放っておけない優しい人だから、子育てをするときもちゃんと自分を助けてくれるだろうというように考えるのです。
モテたいなら話はちゃんと聞かないほうがいい?
なんだ話を聞けばいいんだったら、口下手な僕でも簡単じゃないかと思うかもしれませんが、これが意外と難しく、忍耐がいることです。
なぜならば、多くの男性はすぐウルトラマンやスーパーマンになりたがるからです。
つまり、愚痴を聞いているうちにアドバイスや解決法を提示したくなって、悩みに関してついつい、問題を解決するヒーローになりたくなって、アドバイスや解決法など提示してしまいます。
すると女性は「わかってくれなかった」と不満が残り、一方男性は「何だよ、せっかく話を聞いてあげたのに」となってしまうものです。
女性が愚痴ってくる時は、たいていはアドバイスなどは求めていません。うんうんと聞いてくれさえすればいいのです。
話しをまったく聞いていないで聞いているフリというのは良くないですが、あまりにも真剣に話を聞きすぎると、ついついアドバイスをしたくなってしまうのが男性の性です。
愚痴をアドバイスもせずにじっくりと聞くというのは多くの男性にとっては、なかなか忍耐がいることだと思います。
そこで、女性の愚痴を聞くときは、話し半分、あとはBGMのような感覚で聞くスルー上手の人のほうがいいのかもしれません。