最近、日大アメフト部で悪質タックル事件が起きた。
事件のことについては、ニュースなどでもいろいろ報道されているので、ご存知の方が多いと思います。

人間は保身にはしる時、ウソをつく

日大と関西学園の試合において、試合早々に日大のDFの選手が関西学園のQBの選手に猛烈にタックルをしましたが、プレイが終わった後で気を緩めている時の背後からの突進で、誰がみても明らかにルール違反の悪質タックルです。

真相は不明だが、世間のおおかたの見方、そしてアメフトというスポーツでの常識、今までの日大監督のふるまい、どれをとっても私には、日大監督がコーチに命令し、コーチが選手に圧力をかけ、追い込まれた選手がやったとしか思えないし、99.999%それが真実だろうと思っている。

試合後に、あのプレーはあのぐらいやらないと勝てない、タックルした選手はもっとイジメますけどねwww などと発言しているし、映像をみてもタックルしたシーンを見ているような顔の向きにもかからず見ていなかったといっている。
百歩譲ってそうだったとしても、危険プレーで退場者を出し試合中心になっている原因プレーを、監督が3日も見ていないなどというのは常識的に考えておかしい。

顔の向きとも、試合後のインタビューとも矛盾している。
それでもあえて3日間も見ていなかったというのであれば、監督・指導者として論外である。それはそれで大問題だ。

被害者側に謝りもせず、謝りに行こうとした選手とその親さえ引き留めて行かせないようにし、選手をマスコミの矢面に立たせ、自分らは雲隠れ。
関西学園からの度重なる質問状にも不誠実な対応。

どれをとっても最低の対応だ!
よくもまあ、ここまで最低の対応を繰り返せるものだ。

タックルをした選手は会見を行ったが、冒頭以外はほとんどたった一人で会見。逃げも隠れもせず、謝罪にならないからと顔と実名まで出して会見にのぞんだ。

内田監督とコーチの指示があったということに明言しながらも、「正しい判断ができなかったのは自分の弱さ」と語り、決して監督やコーチからの理不尽な指示を責めるようなことはしなかった立派な会見だった。

それに反し、監督やコーチは広報部の進行によって守られた会見で、矛盾だらけの自分たちの責任逃れ会見で、世間では「何が言いたいのか不明」、「あんな会見ならやらないほうがまし」と世間からの非難をさらに呼ぶ、まさに火に油を注ぐような会見だった。
コーチだって内田監督が横にいたのでは本当のことだって言えないだろう。

選手の会見は、相手方の関西学園の監督をして「勇気を出して真実を語ってくれたことには敬意を表したい。立派な態度だった。」と言わしめ、さらに被害者であるQB選手の親も「勇気をもって真実を話してくれたことに感謝する」とされている。

こんな素晴らしい選手を悪質タックルするまでに追い込んでしまった監督・コーチであるとするならば、その罪は非常に重い。

こんな奴は監督やコーチなどをやる資格がない。即刻クビだ。
それでも監督やめるが理事には居座ろうとする図々しさ!

スポ―ツ界からも、教育者・指導者としてもこんな奴は永久追放すべきだ
どちらが大人の会見なんだろうか。

おれが全て責任をとる!と言っていたらしいが、どうせ適当に謝れば事が収まるとでも思っていたのだろう。
責任をきちんととっているのは選手だけだ。

何もできない奴ほど、偉そうに、「責任は私がとります」というのが口癖。
そして何も責任をとらない。

誰とは言わないが、やたらに「責任」という言葉を使いたがる、どこかの誰かさんにそっくりだ。

もしメディアがここまで騒いで問題を大きくして取り上げなければ、内田監督が権力にものを言わせ抑え込んでいたいに違いない。
そう思うとゾッとする。

日大アメフト監督の顔、昔と今

日大のアメフト部の監督は、昔はスパルタで知られたが選手からは「オヤジ」と慕われていた篠竹監督がいた。
内田監督も選手に厳しくしてきたというスパルタという点からすれば同じなのだが、徹底的な違い、監督として致命的な違いがある。

選手に対する愛があるかないかの違い、そして倫理観があるかないかの違いだ。
篠竹監督は、ヘタクソな選手を日本一にしてやるぞという選手に対する愛があった。選手と一緒に風呂に入ったり麻雀をしたりとコミュニケーションを図った。
一方内田監督は、選手とはあまり話さず、選手を一つの駒のように扱い、勝つためには反則でもなんでもやれというようなスタンスだ。

篠竹監督の教えは、「サムライたれ」という指導が根本にあった。もちろん反則などもってのほかだ。
今回の会見をみていて、サムライだったのはタックルをしたDF選手だけのような気がする。

日大アメフトだけの問題ではない

この事件は、マスコミも大きく取り上げたが、もちろんそれだけ重大な事件なのですが、今の日本の縮図をそのまま表しているような構図が見え隠れする。
森友・加計問題しかり、自衛隊の報告書しかり、弱いものが犠牲になって親分を悪いことをしている親分を守ろうとしているのではないかと勘繰りたくなる。

柔道の伊調選手しかり、相撲の貴乃花親方しかり、偉い人の圧力というのが見え隠れする問題もいろいろあります。