知識ではなく、発想や機転を問うクイズ・問題 | 薬剤師トピックス

クイズにもいろいろなクイズがありますが、企業の面接などでは、どう考えても無理だろうという問題や、きちんとした正解がない、つまり答えとしては自由で何通りもあるというようなものもあります。

なんでも1+1=2ということで、答えがある問題ではなく、面接において、難題を与えられたときに、どういった機転や発想でそれを乗り切るかという力をみるという点において、きちんとした正解がない問題などが出されたりします。

1+1=2ではない?

例えば、誰がどうみても、小学生でもきちんと正解が出せるという問題で、1+1=2というものがあります。

普通は、当たり前ですが、それでは1+1=2でないとするなら、いくつになる?という問題ならどう答えるでしょうか。

ある人は、1+1は、それぞれ10の位と1の位を表しているので、1+1=11と答えるでしょうが、きちんと考え方を説明できているので、正解となります。

またある人は、1は2進法で1、それを足したんだから2になるけど、2は2進法では10になるので、1+1=10と答えるでしょうが、これも正解と言えるでしょう。

100人が全員正解する質問とは

100人にイエスかノーで答えてもらう同じ質問をして、全員が正解する質問を考えてください。

こうした場合は、小学生でもわかる「日本一高い山は、富士山である。」などという問題であれば、100人正解する確率は高いでしょうが、中には本当に知らない人や、あまのじゃくでわざと「ノー」と答える人がいないとも限りません。

そんな場合は、次のような質問をすればOKなのです。

『あなたは、この質問にイエスと答えますか?』

イエスと答えれば、イエスと答えたのだから正解
ノーと答えたとしても、イエスと答えますかという質問に対してノーと言っているわけですから正解になります。

1度のイエスかノーだけで血液型を当てる

私の血液型を、1つの質問だけで確実に当ててください。

私はその質問にイエスかノーかのみで答えます。

1つの答えとして、『A型ならイエス、B型ならノー、O型ならイエスノー、AB型ならノーイエスと答えてください。』という解答例があると思います。

さらに、時間という概念を入れると、次のような質問を1つすれば、確実にわかります。

『次の質問にA型なら5秒後、B型なら10秒後、O型なら15秒後、AB型なら20秒後に答えてください。
あなたはタバコを吸いますか?』

答えがイエスであろうがノーであろうが、回答した時間で、血液型がわかるというわけです。

一見、トンチのような問題ですが、正解は1つではなくいろいろな方法があるので面白いと思います。

知識を問うのではなく、難題に当たった時、どう発想の転換をしていくのか、どう機転を利かしていくのか試す問題が面接で出されるということもあるようです。

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